▲写真=UTOIMAGE
【NEWSIS】困っている人々のために美容ボランティア活動をしてきた50代の女性が脳死と診断された後、臓器提供により4人に新たな命を贈り、この世を去った。
【写真】心臓、肺、肝臓、腎臓を4人の患者に提供したイ・グムミさんの生前の姿
脳死状態になったイ・グムミさん(55)は先月21日、カトリック大学議政府聖母病院で、臓器提供により心臓、肺、肝臓、腎臓を4人の患者に与えてこの世を去った。韓国臓器組織寄..
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【NEWSIS】困っている人々のために美容ボランティア活動をしてきた50代の女性が脳死と診断された後、臓器提供により4人に新たな命を贈り、この世を去った。
【写真】心臓、肺、肝臓、腎臓を4人の患者に提供したイ・グムミさんの生前の姿
脳死状態になったイ・グムミさん(55)は先月21日、カトリック大学議政府聖母病院で、臓器提供により心臓、肺、肝臓、腎臓を4人の患者に与えてこの世を去った。韓国臓器組織寄贈院が13日に明らかにした。
イ・グムミさんは約5年前、頭痛や目まいが続いて病院に行ったところ、多系統萎縮症(脳と神経系のさまざまな機能が次第に低下する退行性疾患)と診断されて治療を続けてきた。そうした中、先月12日に自宅で呼吸困難を突然起こして意識不明となり、病院に搬送されたものの、回復することなく脳死と診断された。
1男2女の末っ子として生まれたイ・グムミさんは、20代前半から30年間美容師として働いた。偶然始めた美容の仕事に適性ややりがいを感じ、美容院を経営しながら大学院にも通っていた。社交的な性格で人と話すことが好きで、休みの日にはゴルフや登山を楽しむなど、活動的だった。家族と過ごす時間も大切にし、姉と一緒に山に登ったり、家族との食事会を提案したりして、家庭で中心的な存在だった。
イ・グムミさんは困っている人々を支援することにも積極的だった。知人たちと一緒に約10年間、ホームレスや一人暮らしのお年寄りの髪を整える美容ボランティア活動に参加し、経済的に恵まれない人々のため寄付もたびたびしていた。誰かが困っていると、自らすすんで手を差しのべる温かい人柄の持ち主だった。
イ・グムミさんは生前、家族に臓器提供の意思を何度も明かしていた。イ・グムミさんの姉は「妹と『人生の最後に他の人々のために何か良いことはできないだろうか』と話し合い、『臓器提供をしよう』と2人で約束した」「家族もその意思を尊重し、提供に同意した」と明かした。
その上で、「妹の臓器提供で4人の方々が新たな人生を歩むことができるようになったという話を聞き、悲しみの中にいる家族全員が慰められた」とも言った。
家族や友人たちは、イ・グムミさんのことを「生前も、この世を去ってからも、すてきな人だった」と言った。姉は「友人たちは妹について『生きている時もすてきだったけれども、天国へ旅立つ時まですてきだった』と言ってくれて、一番印象深かった」と語った。
妹に伝えたい最後の言葉を尋ねられると、「葬儀を終えた日、空に大きな虹が出たのを見て、妹は安らかに旅立ったと思えた」「天国では痛みもなく、多くの人々に愛されて、元気に過ごしてほしい」と答えた。
ソン・ジョンホ記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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