
韓国の政府・軍当局は今回改定された韓米ミサイル指針で、韓国の弾道ミサイルの射程距離が300キロメートルから800キロメートルに延び、弾頭重量が500キログラムまでで据え置かれたことから、軍事面では北朝鮮によるミサイルの脅威に十分対応できるようになったと評価している。
しかし、既に射程距離1万キロメートル以上の大陸間弾道ミサイル(ICBM)やICBMに転用可能な民間の固体燃料ロケットを保有する中国、日本など周辺国と比べると、韓国の弾道ミサイルの根本的な制約は解消されておらず、専門家からは「成果は半分だ」との指摘が聞かれる。
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