制裁決議が無意味!? 中朝国境地帯の貿易の実態

制裁決議が無意味!? 中朝国境地帯の貿易の実態

   今年2月末、北朝鮮と中国の貿易が最も活発に行われる、中国遼寧省丹東市の税関前。「あらゆる機械を製作します」という看板を掲げる商店が営業していた。カーキ色のコートを着た北朝鮮の貿易商が、中国朝鮮族とみられる商店主に人民元の札束を差し出し、切断機を注文した。一方、道路の反対側にはタイヤ専門店が並び、その入り口には大型トラックのタイヤが飾られていた。昨年4月、北朝鮮の弾道ミサイル発射に使われた車両のタイヤが、中国から輸入されたという話を裏付けるかのような光景だ。このほか、さまざまな化学薬品を販売する店もあちこちにあった。 …続きを読む

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