金正恩氏の「喜び組」選抜基準は身長170センチ以上の美女

金正日総書記を補佐した「喜び組」、全員地方送り
米ドルやプレゼントを与え地方へ

 北朝鮮当局が、故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の身の回りの世話をしていたいわゆる「喜び組」や、労働党中央組織、招待所、別荘などで勤務していた女性たちを一斉に地方へ追放するとともに、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を補佐する女性たちを選抜、補充する方針を打ち出したことが分かった。

 北朝鮮情勢に詳しい消息筋は先月31日「北朝鮮当局が最近、金正日総書記の生前に党中央組織や招待所、別荘などで勤務していた女性たちを全員解任し、故郷に送り返している。また一斉に解任された『喜び組』などの女性数百人が平壌高麗ホテルに滞在し、保安のための教育を受けている」と語った。同消息筋は「女性たちは、党中央組織などで勤務していたときに経験したことについて、秘密を守るという自筆の覚書を書いた後、職種に応じて米ドルの現金やプレゼントを受け取っていると聞いている。家政婦や管理職として勤務した女性たちは2000ドル(約24万円)や家電製品のセットを受け取り、『喜び組』などキム総書記の身の回りの世話をした女性たちはその倍の金を受け取った」と話した。

 一方、金正恩第1書記は政権の座に就いた当初、招待所や別荘などをほとんど利用していなかったという。だが昨年、足の異常を訴え、足首の手術を受けた後は、招待所や別荘などで静養しながら、近くの軍部隊や産業施設を刺殺することが多かったとのことだ。金第1書記がたびたび訪れた招待所や別荘などには、身長170センチ以上の美ぼうの女性たちが新たに選ばれ勤務していたことも分かった。

キム・ミョンソン記者
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