野球:タトゥー除去手術イ・デウン投手、警察野球団合格

野球:タトゥー除去手術イ・デウン投手、警察野球団合格

 タトゥーがあるために警察野球団に入団できなかった元千葉ロッテマリーンズの投手イ・デウン(27)=写真=が「3浪」の末、やっと合格した。イ・デウンは13日に発表されたソウル地方警察庁義務警察選抜試験の中間合格者リストにパク・チュンピョ(24)=起亜タイガース=と共に名を連ねた。手続き上は最終実技試験が残っているが、韓国代表として活躍したイ・デウンが落ちる可能性はほとんどない。

 イ・デウンは韓国プロ野球球団を経ずに海外の球団に入ったため、韓国野球委員会(KBO)の規定上、兵役に就きながら野球ができる韓国国軍体育部隊(尚武野球団)や警察野球団に入団できなかったが、昨年10月に規定が変わり、入団への道が開けた。ところが、今度は左耳の後ろにタトゥーで入れた家族の名前のイニシャル「CDBJD」が問題になった。イ・デウンは「タトゥーが義務警察の名誉を損なうほど過度なら選抜しない」という義務警察選抜基準により、身体検査で落ちた。先月初めにタトゥー除去手術を受けたイ・デウンは再び警察野球団に志願、「七転び八起き」ならぬ「二転び三起き」の末に合格を果たした。昨年の野球の国別対抗戦「プレミア12」優勝に貢献したイ・デウンは、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表チームの最終エントリーにも入っている。

イ・スンフン記者
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