日本で人気爆発、女子プロゴルフの安信愛

 日本女子プロゴルフ協会のLPGAツアーに初めて姿を現した安信愛(アン・シネ)=26=の人気は想像以上だった。

 安信愛は、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部で7日まで開かれていたLPGAツアーシーズン初の公式戦「ワールドレディースチャンピオンシップ・サロンパスカップ」で、6オーバーの共同41位という記録にとどまったが、反応は爆発的だった。

 日本では新聞やテレビはもちろん、ラジオまでもが取材競争に参入し、韓国の「セクシークイーン」の日本デビュー戦を集中的に取り上げた。安信愛の姿を撮るため、20人を超える写真記者がついて回るという異例の展開で、しかもこのうち4-5人は、安信愛が18ホール回る間ずっとついていって密着取材を行った。スポーツ報知など日本のスポーツ専門メディアは、安信愛の写真で新聞の一面の半分以上を埋め、関心の高さをあらわにした。

 また、主管のテレビ局はもちろん、おそよ2台のテレビカメラが安信愛のプレーの様子を映像にとらえていた。加えて先週、安信愛はあるテレビ局の朝番組でも特集という形で紹介されており、熱い人気を見せつけた。

 現場にいた安信愛の所属事務所ギャラクシアSMの関係者は「安信愛は、サインするためきちんと食事ができないほどだった。本当に、これほど高い関心を寄せられているとは思わなかった。安信愛自身も驚いている」と伝えた。

 日本における安信愛人気の原因は、安信愛が、これまで見られなかった全く異なるタイプのゴルファーだからだと考えられている。ゴルフ業界のある関係者は「日本のファンは、最初は安信愛のスタイリッシュな部分に関心を示していたが、実力も兼ね備えていると知って、より強い興味を抱いたらしい。安信愛は、日本では見られなかったゴルフ選手としての魅力を持っている。また先輩のイ・ボミが、圧倒的な実力とファンサービスで韓国選手に対する好印象を植え付けていたという点も、相乗効果を発揮したようだ」と分析した。

 安信愛は、福岡県の福岡カンツリー倶楽部で12日から開かれる「ほけんの窓口レディース」にも参戦する予定だ。2週連続で日本の大会に参加し、引き続き人気を高めていくという狙い。

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  • ▲写真=ギャラクシアSM提供
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