「さよなら李世ドル」 AIとの引退対局1勝2敗

【ソウル聯合ニュース】韓国のプロ囲碁棋士、李世ドル(イ・セドル)九段が21日、南西部の全羅南道・新安で、韓国製の囲碁人工知能(AI)「ハンドル」との引退対局(計3局)最終局に臨み、180手で黒番中押し負けした。

 この日の対局は第1局と同様に、李氏にハンディを与える方式で行われた。

 李氏は第1局では先に2個の石を置くハンディ戦の置き碁で勝利を収めたが、第2局はハンディなしの互先(たがいせん)で対局し、黒星を喫した。これで引退対局の成績は1勝2敗となった。

 李氏は1983年生まれ。95年に入段し、国際棋戦で18回優勝するなど「世界最強」の囲碁棋士と呼ばれた。2016年には米グーグル傘下の英ディープマインドが開発した囲碁AI「アルファ碁」と対局。1勝4敗に終わったものの、アルファ碁から1勝を挙げたプロ棋士は李九段が唯一だ。李氏は先月、韓国棋院にプロ引退届を提出した。

 ハンドルはNHNが2017年12月にお披露目した囲碁AIで、今年1月に5人の九段との5連戦で全勝した。8月に中国で開催された囲碁AIの世界大会では3位だった。

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