「武漢に韓国人乗務員ばかり乗せた中国東方航空、韓国人職員全員に有給休職」

「武漢に韓国人乗務員ばかり乗せた中国東方航空、韓国人職員全員に有給休職」

 韓国人乗務員を新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)のリスクが高い中国路線に集中的に乗務させて物議を醸していた中国東方航空が、韓国人乗務員全員に2カ月間の有給休暇を出す決定をしていたことが分かった。

 ニュース通信社「ニューシス」が7日に報じたところによると、中国東方航空はこの前日、韓国人乗務員約200人に2-3月の基本給を支給する休職を決定、これを通知した。ニューシスが入手した中国人取締役クラスの管理職通知によると、「規定に基づいて2〜3月に休息を与え、基本給を支給する」と書かれている。

 また、現在中国に残っているすべての韓国人乗務員たちが韓国に戻るよう調整するという考えも明らかにした。先月30日、「一部の乗務員たちが『中国の航空会社各社は今年の初めから突然、中国内の危険都市に韓国人乗務員を集中的に乗務させている』として、不満を吐露した」と報道されていた。

 これが物議を醸すと、中国東方航空は公式声明で、「12月初めから1月中旬まで10人の韓国人乗務員が1回ずつ武漢関係路線に投入されたが、1月20日以降は割り当てていない」と明らかにした。

 その上で、「現在、世界各国の旅行制限制作や市場需要の大幅減で路線が急減する中、職員たちの意見を尊重、1月末から韓国人乗務員は韓国に帰国し勤務している」と明らかにした。

ファン・ミンギュ記者
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