【コラム】ソウル市長と京畿道知事の「ショー・ショー・ショー」

 朴元淳市長の「新天地パフォーマンス」も負けていない。朴市長は今月1日、李万熙総会長と12人の支派長を殺人罪や傷害罪、感染病予防管理法違反の疑いで検察に告発した。また、尹錫悅(ユン・ソクヨル)検察総長に対し「ウイルスの震源地の責任者、李万熙総会長を逮捕するのが今の検察の役割」とも主張した。しかし、殺人罪の立証は困難で、むしろ朴市長が虚偽告訴罪で逆に告発されかねない事案だとの批判が法曹界から出ている。「政治家の恐ろしいショーマンシップ」「スケープゴートを探す魔女狩り的な暴力」といった言葉も「民主社会のための弁護士グループ」所属のクォン・ギョンエ弁護士から出ている。しかし、朴市長はソウル市傘下の交通放送(TBS)などに出演し「ソウル市が告発したため、1か月たって初めて国民の前に姿を現したのだ」と述べ、殺人罪で告発した理由を力説した。

 2人は「新天地を踏み潰せば人気が上がる」と思っているかのように華やかなショーを繰り広げている。人権弁護士出身だといいながら、一部集団に対する差別と嫌悪を自分の政治に利用している。何よりも、コロナウイルスの防疫戦線を引っかき回しているのだ。中央災難安全対策本部と疾病管理本部には、われわれの社会が育成した専門家たちが布陣している。その専門家たちは「強圧的な措置では信者が潜伏する可能性があるため、自発的な協力を誘導しなければならない」と話した。朴市長と李知事は、専門家たちの言葉に真っ向から逆らっている。それなのに李知事は「今は政治ではなく防疫に集中すべきとき」と述べた。2人にそのまま返したい言葉だ。

権祥銀(クォン・サンウン)京畿取材本部長

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