米国での空港ファッション、韓国人と中国人は一目で見分けられる

24日現在、グーグルで韓国行きの航空券を検索すると、5月以降のスケジュールだけが出てくる。韓国に行きたい人が多く、4月の航空券は大部分が満席になっているとみられる。23日に記者が検索したとき、今月28日のワシントン発仁川行きの航空券が1万136ドル(約113万円)と出てきたが、今はそれすらも出てこなくなっている。それほど飛行機が混雑しているということだ。

 これまでは、帰国するのは主に留学生だったが、最近は企業の駐在員の家族や僑民(韓国系住民)も帰国便を積極的に問い合わせていることが分かった。駐在員や韓国系住民たちの場合、コロナ問題だけでなく子どもの教育問題も大きい。メリーランド、バージニア州などワシントン周辺の州が新型コロナの感染拡大を防ぐために学校などの教育施設を全て閉鎖したため、いっそのこと安全な韓国に滞在して塾に通わせ、子どもの教育を続けようというわけだ。

 さらに、米国の市民権を保有する僑民とはいえ、韓国は外国人に対する新型コロナウイルスの検査と治療が無料であるため、最悪の場合コロナに感染しても安全に治療を受けられるというメリットがあるという説明だ。ある僑民は「周囲に、米国の市民権者なのに子どもの問題で韓国に帰る航空券をすでに買った方がいる」として「子どもの教育問題もあるし、米国の医療システムを信じることができないため」と話した。

ワシントン= 趙儀俊(チョ・ウィジュン)特派員
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