「チノパン」騒動から17年、韓国国会で「ピンクのワンピース」騒動

与党支持層、柳好貞議員に「クラブのチーママ」…イルベなど極右サイトでもセクハラ

 正義党の柳好貞(リュ・ホジョン)議員が国会本会議に出席した時の服装をめぐり、一部の共に民主党支持者や親文在寅(ムン・ジェイン)派のネットユーザーたちが「ルームサロンの子マダム(クラブのチーママ)」「チケット茶房(タバン=喫茶店を装った風俗店)だ」などセクハラ(性的嫌がらせ)まがいの非難を浴びせ、騒動になっている。

 柳好貞議員は4日の国会本会議にピンクのワンピースを着て出席した。すると、「タンジ日報」「共に民主党100万党員会」などの親与党・親文在寅系インターネット掲示板には、セクハラまがいの書き込みが相次いだ。ある共に民主党支持者は「未来統合党の国会議員たちの飲み代のツケを取り立てに来たクラブのチーママ」と、別のネットユーザーは「あのように下着が見え隠れするような格好で歩き回り、気に入らない国会議員が脚に目をやったらセクハラだと訴えようという罠(わな)」と書き込んだ。「オッパ(お兄さん=年上の男性を呼ぶ時の言葉)と呼んでみろ」「カラオケ店のコンパニオンのようだ」などの表現もあった。「イルベ」など極右系サイトも同様の反応だった。

 柳好貞議員は先月、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長=故人=をわいせつ行為・セクハラで告訴した元秘書に対して、「あなたは1人ではないことを知っていてほしい。朴元淳市長の弔問はしない」と発言して共に民主党支持者から非難を浴びた。

ウォン・ソンウ記者
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  • ▲4日、ピンクのワンピース姿で国会本会議場を歩く正義党の柳好貞(リュ・ホジョン)議員。一部の共に民主党支持者は柳好貞議員の服装をめぐってセクハラ(性的嫌がらせ)まがいの非難をして問題になった。写真=NEWSIS

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