「いっそ飛び降りようかと思ったところに『ヘルメットをかぶった神たち』が来たんです」

【蔚山タワマン火災】33階から救助された女性3人

 4人はすぐに33階まで駆け上がったという。キム・ホシク消防校は同日、本紙のインタビューで、「イさん宅に入ると、既にリビングは焼け落ちている状態で、煙も立ち込めていた。部屋の中に人がいないか調べようとドアを開けたら3人の女性がかろうじて息をしている状態で窓際にいた」と語った。

 消防隊員はすぐに3人に呼吸補助器をかぶせた。3人は既に煙をたくさん吸い込み、自分で歩けない状態だった。隊員たちは1人ずつおぶって非常階段を33階から1階まで降りていった。

 キム・ホシク消防校は「重い装備を着用した状態で、大人の女性をおぶって降りるのは容易ではなかった」と言いながらも、「救助隊の全員が緊迫した状況で、1人でも多く、少しでも早く助けなければならないという思いから、超人的な力が出たようだ」と語った。

 イさんは「おぶられて階段を下りていた時、かすかに意識が戻ったが、私をおぶっていた消防隊員は『大丈夫だ。心配しないで』と言ってくれた。その言葉を聞いて『助かった』と感じ、涙が出るほどありがたいと思った」と言った。キム・ホシク消防校は「当然のことをしてお礼を言われるなんて、かえって私の方がありがたい」と述べた。

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キム・ジュンホ記者
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  • ▲8日夜11時7分ごろ、蔚山市南区にある商業施設の入ったタワーマンションで発生した火災で、最上階・33階の入居者3人を背負って救助した4人の救助隊員たち。写真=蔚山消防本部
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