4人はすぐに33階まで駆け上がったという。キム・ホシク消防校は同日、本紙のインタビューで、「イさん宅に入ると、既にリビングは焼け落ちている状態で、煙も立ち込めていた。部屋の中に人がいないか調べようとドアを開けたら3人の女性がかろうじて息をしている状態で窓際にいた」と語った。
消防隊員はすぐに3人に呼吸補助器をかぶせた。3人は既に煙をたくさん吸い込み、自分で歩けない状態だった。隊員たちは1人ずつおぶって非常階段を33階から1階まで降りていった。
キム・ホシク消防校は「重い装備を着用した状態で、大人の女性をおぶって降りるのは容易ではなかった」と言いながらも、「救助隊の全員が緊迫した状況で、1人でも多く、少しでも早く助けなければならないという思いから、超人的な力が出たようだ」と語った。
イさんは「おぶられて階段を下りていた時、かすかに意識が戻ったが、私をおぶっていた消防隊員は『大丈夫だ。心配しないで』と言ってくれた。その言葉を聞いて『助かった』と感じ、涙が出るほどありがたいと思った」と言った。キム・ホシク消防校は「当然のことをしてお礼を言われるなんて、かえって私の方がありがたい」と述べた。