駐韓ベルギー大使夫人、アパレル店員へのビンタ容疑で警察が調査

駐韓ベルギー大使夫人、アパレル店員へのビンタ容疑で警察が調査

 駐韓ベルギー大使の夫人が、ソウル市内の衣料品店で店員に暴力を振るった容疑で警察の調査を受けている。ソウル竜山警察署は15日「駐韓ベルギー大使の夫人を暴行容疑で調査している」と明らかにした。

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 本紙の取材を総合すると、ピーター・レスクイエ駐韓ベルギー大使の夫人は今月9日午後3時ごろ、ソウル市竜山区漢南洞にある衣料品店で、30代の女性店員の頬をたたいた疑いが持たれている。衣料品店を出た大使夫人のコートが、洋服店で販売しているものと同じだったため、店員が追いかけて購入したのかどうか確認したところ、コートは大使夫人本人のものであることが分かった。

 すると大使夫人が店に戻って英語で「責任者を連れて来なさい」などと言って店員の腕をつかんで振り回し、これを止めようとした別の店員の頬をたたいたという。

 大使夫人は中国で生まれ、国際機関で働いた経験があることが分かった。

 外交関係に関するウィーン条約に基づき、外交使節とその家族は逮捕・拘禁されない免責特権を持っている。警察の関係者は「事件の経緯を正確に調査し、通常の手続きに則って処理する」と説明した。

キム・ヨンジュン記者
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