サムスン電子 コロナ深刻化のインドに5億円寄付

【ニューデリー聯合ニュース】韓国のサムスン電子は4日、新型コロナウイルスの感染が急拡大しているインドに500万ドル(約5億4700万円)を寄付すると発表した。

 同社インド法人によると、今回の寄付は物品と救護基金に分けて行われ、まず「LDS=Low Dead Space(最小残留型)」と呼ばれる特殊な注射器100万個、酸素発生器100台、酸素ボンベ3000本など200万ドル相当の品物が送られる。

 LDS注射器を使うと、100万回分のワクチンで120万回分接種することができるという。

 インドは「世界のワクチン工場」と称されるほどワクチン生産量が多い国だが、感染者の急増により需要が大幅に増加し、ワクチン供給が追いつかない状態だ。

 酸素用品は、重症・重篤患者の治療に必要な医療用酸素の補給に使われる。

 残りの300万ドルは、インド政府とサムスン電子が工場を置くウッタルプラデシュ州、タミルナド州に救護基金としてそれぞれ100万ドルずつ寄付される。

 このほか、インド国内の約5万人の従業員のためにワクチン接種費用と医療用品を支援する予定だ。

 サムスン電子は、新型コロナの感染拡大初期の昨年4月にもインド当局に2億1000万ルピー(約3億1000万円)を寄付している。  

 韓国企業では、現代自動車インド法人が医療インフラ拡充のためインド地方政府に2億ルピーを寄付した。同社は、昨年にも新型コロナ診断キット2万5000人分をインド保健当局に提供した。

 インドでは連日35万人以上の新規感染者が発生し、危機的な状況に直面している。

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