新型コロナウイルス禍で外部活動や登校授業が減り、家で「オンラインギャンブル」にはまる若者が増えていることが分かった。このほど、韓国賭博問題管理センターの大邱センターが「インターネットでギャンブルを知り、オンラインギャンブルにはまる若者が増加した」と明らかにした。
大邱センターによると、大邱地域の青少年のオンラインギャンブルゲーム参加割合は2018年の3.6%から昨年は9.3%に増加したという。オンラインギャンブルゲームには、カードや花札からあみだくじ、カーレースゲームなどが含まれる。スポーツ競技を賭けの対象にするオフラインのギャンブルに参加する割合が減少した一方で、「非対面(オンライン)」の事例が増加した。「スマートフォンに届いた広告でギャンブルに知った」との回答や、「テレビや映画などで知った」という回答も2年前に比べ2%以上増加した。
ギャンブル資金のタイプも、オフラインからオンラインに移っている。「サイバーマネー」をギャンブル資金として使った青少年は2018年の4.2%から昨年は8.5%へと約2倍に増えた。だが、同時期に現金を使用した割合は20%近く減少した。大邱センターの関係者は「新型コロナウイルス感染症で登校授業が減った間にオンラインでギャンブルを知った生徒たちが増えたものと見られる」と語った。