徳裕山で100年物の天然高麗ニンジン発見! /慶南・咸陽郡

薬草取りの60代女性、鑑定価格9000万ウォン

徳裕山で100年物の天然高麗ニンジン発見! /慶南・咸陽郡

 慶尚南道咸陽郡にある徳裕山のすそ野で、100年を超える山参(山に生えている野生の高麗ニンジン)が発見された。最初の鑑定価格で9000万ウォン(約880万円)と見られている。

■外国人に聞く、韓国を代表するイメージ1位は?

 韓国伝統シムマニ(山に自生する高麗ニンジンを取る仕事を職業としている人)協会が10日に明らかにしたところによると、咸陽郡で薬草を採集する女性(62)が依頼した山参を鑑定した結果、樹齢100年以上の「天種山参」であることが確認されたという。この女性は今月7日、徳裕山の標高700メートル地点でこの山参を発見した。鑑定の結果、重さ68グラム、根の長さは63センチメートルに達することが分かった。山参鑑定は、山参の真偽を確認した上で、根の長さ、山参の先端部分の状態、重さ、香り、食感、糖度などを総合的に判断して樹齢を推定する。同協会のチョン・ヒョンボム会長は「山参の発見場所が腐葉土(草木の落葉などが腐ってできた土)層の栄養分が少ない岩盤の間というやせた土地・環境だった点、山参の先端部分の形や大きさ、濃い黄色、非常に強い香り、重さなどを総合して、樹齢100年を超えると推定した」と語った。

 シムマニは山参を区別する時、天種・地種・人種に分類する。天種は50年以上自然の中で育った山参で、地種は普通、30-50年物の山参のことだ。人種は人間によって種がまかれ、山の中で育った山参のことだ。

 これまで韓国伝統シムマニ協会が鑑定した山参の中で最も高かったのは、2018年全羅南道和順郡の母後山で発見された130年物と推定される天種山参4根で、当時3億5000万ウォン(約3400万円)と鑑定された。

キム・ジュンホ記者
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