業者側は「液体の色素が固まる時間が必要なので、通常は雨が降ったら作業をしないが、7日は突然にわか雨が降ったため、川に流れたようだ」と釈明した。業者が奉化郡に提出した韓国化学融合試験研究院の検査結果では、該当の製品は人体や植物に害がないとされている。奉化郡関係者は「農地でも農薬散布区域を表示するために使う製品だ」と説明した。
川の水は四日たった11日も青い色が消えていない。住民たちは「ザリガニが生息していた一級水があっという間に毒劇物に変わったようだ」と不安の色を隠せない。県洞2里には才山面とその近隣の明湖面に水を供給する取水源があり、川はこの取水源に流れ込むからだ。才山面・明湖面一帯で暮らす住民たちは2000世帯に達する。住民たちは「いくら無害だとしても、青く染まった川の水をそのまま飲めと言うのか」「住民会議を開き、工事中断などを要求するつもりだ」と言った。奉化郡関係者は「現在、試料を採取して保健環境研究院に検査を依頼している」と明らかにした。この業者は12日に散水車やポンプなどを使って川の水を浄化する計画だ。