中国中央テレビの報道後、この1週間にわたり「Gizchina(ギズチャイナ)」「IT Home(アイティー・ホーム)」など多数の中国ITメディアが中国中央テレビの報道を引用して同様の内容を報告した。これらのメディアは「イヤーチップを過度に大きく(too large)作ったのが原因とされる」「(ほかのワイヤレスイヤホンより)Galaxy Buds Proユーザー集団の方が耳の炎症関連の苦情が多いと見られる」と伝えた。
サムスン電子は14日、ChosunBizの電話取材に、「製品によって異なるサイズの複数のイヤーチップを提供しているため、イヤーチップのサイズが外耳道炎の原因だというのは正しくない主張だ」と反論した。ある関係者は「中国メディアはもともと我々を嫌っているので、このように(悪意を持って)書いたようだ」と話した。
米国のITメディア「SamMobile(サムモバイル)」も10日、「サムスンのGalaxy Budsが耳の炎症を引き起こすという、少々異例の話が中国で飛び交っているが、中国に統制された放送である中国中央テレビを通じて報道されたものと見られる」「複数のサイズのイヤーチップがあるので、これ(イヤーチップのサイズ)が問題になり得るのかはっきりしない」と報道した。