MLB:飛距離156m最長ホームラン…記録の男・大谷

ホームランダービー1R脱落も152m超6本、パワー見せつける

 大谷は第1ラウンドで脱落したが、500フィート(約152メートル)以上のホームランだけで6本をさく裂させるなど、全力を尽くしてバットを振り回した。大リーグが2016年に測定システム「スタットキャスト」を導入して以降、大谷はホームランダービーで500フィート以上のホームランを最も多く打った選手になった。大谷はこの日、最長飛距離513フィート(約156メートル)、平均打球速度117マイル(約188キロメートル)を記録し、「特大ホームラン専門家」にふさわしい威厳をアピールした。大谷を破って準決勝に進出したソトはピート・アロンソ(26)=ニューヨーク・メッツ=に負けた。決勝に進出したアロンソは、トレイ・マンシーニ(29)=ボルチモア・オリオールズ=を抑えて2シーズン連続でホームランダービーを制した。

 大谷は14日も史上初の「ショータイム」を繰り広げる。アメリカン・リーグ先発投手兼1番打者として出場するのだ。大リーグのオールスター戦で1選手が投手と打者として同時に出場資格を得たのは大谷が初めてだ。大谷は「先発するのでまずはそこに(集中し)、打席ではしっかり調整していきたい」と誓った。

 大谷は今季前半戦で打者としては打率2割7分9厘、33本塁打、70打点を記録した一方、投手としては4勝1敗、防御率3.49、87奪三振という成績を残した。オールスター戦のナショナル・リーグ側の先発投手はマックス・シャーザー(36)=ワシントン・ナショナルズ=だ。シャーザーは公式戦前半戦で7勝4敗、防御率2.66、134奪三振を記録している。

■韓国人が選ぶ、最高のスポーツ選手1位は?

ヤン・ジヘ記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい