東京五輪:日本の嫌韓作家、ツイッターで「韓国女子バレー、選手の顔のレベルが…」

 日本で嫌韓として有名な作家の百田尚樹氏(65)が、韓国のバレーボール女子代表チームの容姿をからかうツイートをしていたことが明らかになり、物議を醸している。

 百田氏は先月31日、自身のツイッターに「女子バレー、日本と韓国を見ているが、韓国人、全員、顔のレベルが高い」とした上で「オリンピックということで全員…おっと、これ以上言うたら、また炎上するから言わん」と書き込んだ。まるで韓国女子バレーの選手たちが美容整形手術を受けたとでも言いたげなニュアンスが感じられる。

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 日本の自民党の関係者は3日、朝日新聞系の週刊誌「AERA(アエラ)」で「人種差別に関して敏感な時代になぜこんなツイートをするのか」と百田氏を批判した。

 さらに「百田氏は頭の回転も良いし、素晴らしい作品も残している。ただ、このような発言は韓国に対する憶測を呼ぶ差別的な発言だ」と指摘した。

 極右傾向の小説家、百田尚樹氏は、神風特攻隊を素材にした小説『永遠の0』で有名になった。同小説は500万部以上を売り上げ、映画化もされて大きな人気を集めた。

 百田氏は日本国内で代表的な嫌韓派として知られる。2017年には、北朝鮮と戦争状態になれば在日韓国・朝鮮人を「潰す」とSNSに書き込み、19年4月には地下鉄内の韓国語案内表示について「吐き気がする」と発言した。

キム・ソヨン記者
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