東京五輪:金メダル数は一番多いのに騒がしい中国

バレーボール女子などメダル取れなかった選手たちに非難殺到
バドミントン代表チームは「罵り言葉」騒動

 バドミントン男子ダブルスの李俊慧(26)と劉雨辰(25)は台湾に金メダルを取られて「罪人」になった。中国は「一つの中国」という原則の下、台湾を国として認めていない。台湾に負けるのは恥だと考えられている。中国で人気の高い台湾の女優・徐熙娣はバドミントン女子シングルス決勝で台湾の選手が中国の選手に負けた後、「負けたけれど素晴らしい戦いだった」とソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿して、中国企業4社の広告契約を失った。

 今大会初の金メダリスト、女子エアライフルの楊倩(21)はかつて自身のナイキのシューズ・コレクションをウェイボーに投稿していたことが明らかになり、ネットでたたかれた。ナイキは新疆ウイグル自治区の人権問題を指摘したため、中国の不買運動の対象になったブランドだ。

 バドミントン女子ダブルス準決勝で、中国の陳清晨は韓国の選手を相手に得点するたびに拳を握って「ワチャオ!」と叫んだ。ひどい意味が込められた罵(ののし)り言葉「ワチョ(哇肏)」と発音しているように聞こえた。中国国内では「選手が試合中に言ってはならない言葉」という空気が強かった。ところが、外信を通じて「中国の選手が罵り言葉を発した」と報じられると、一部から「陳清晨は『相手に気をつけろ』という意味で『Watch Out(ウォッチ・アウト)』と叫んだが、誤解があった」と擁護する意見が上がった。自国選手の過ちをとがめつつも、「外部からの攻撃」に反発する二重規範性を見せたものである。

 英BBC放送は、オランダ・ライデン・アジア・センター所長を務めるフローリアン・シュナイダー博士の言葉を引用して、「極端な民族主義者たちにとって、五輪メダルは国の能力、さらには国家の尊厳を確認する指標」「そうした意味で、外国人との競争で失敗した中国人は国を失望させ、ひいては裏切ったものと見なされる」と分析した。

■国力ランキング世界1位は米国、韓国8位…中国は?

チョ・ソンホ記者
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