東京五輪:男子マラソン・呉走韓、けがで途中棄権…韓国MBC解説員「冷水浴びせた」また物議

 今回の五輪で、MBCは不適切な解説やテロップなどにより何度も批判の対象になった。

 先月23日の開会式には、各国選手団の入場時、ウクライナに対してチェルノブイリ原子力発電所事故の写真、エルサルバドルに対してビットコインの写真など不適切な写真を使い、国内外の視聴者から非難を浴びた。これについてMBCは一度謝罪したが、先月25日には韓国対ルーマニアのサッカー男子予選でも相手選手のオウンゴールに「ありがとう」というテロップを入れ、ルーマニア・サッカー協会からの強い抗議を受けた。

 相次ぐ騒動に、とうとうMBCの朴晟濟(パク・ソンジェ)社長が先月26日に記者会見を開き、再発防止を約束して頭を下げ謝罪した。しかし、朴社長の謝罪が行われたその日、柔道男子73キログラム級の3位決定戦で再び問題発言が飛び出した。MBCのキャスターはこの時、在日韓国人の安昌林(アン・チャンリム)選手がアゼルバイジャンのルスタム・オルジョフを破って銅メダルを取ったことに対して、「私たちが望んでいた色のメダルではないが」と発言をして物議を醸した。

■自国で報道されたニュースを信頼できますか? 韓国は最下位、日本は?

キム・ジア記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • 東京五輪:男子マラソン・呉走韓、けがで途中棄権…韓国MBC解説員「冷水浴びせた」また物議
  • 東京五輪:男子マラソン・呉走韓、けがで途中棄権…韓国MBC解説員「冷水浴びせた」また物議

right

あわせて読みたい