東京パラ:翻る太極旗3枚…卓球男子シングルス、韓国代表が金・銀・銅独占

東京パラ:翻る太極旗3枚…卓球男子シングルス、韓国代表が金・銀・銅独占

 30日、東京体育館には太極旗(韓国国旗)が3枚並んで掲げられた。東京パラリンピック開幕から7日ぶりに愛国歌(韓国国歌)も鳴り響いた。

 朱英大(チュ・ヨンデ、48)=慶尚南道障害者体育会)とキム・ヒョンウク(25)=蔚山障害者体育会=、南基遠(ナム・ギウォン、55)=光州市庁=が卓球男子シングルス(車いす1)で金・銀・銅メダルをそろって首にかけた。卓球の韓国代表がパラリンピックの同じ種目で金・銀・銅を独占したのは今回が初めてだ。2016年リオデジャネイロ五輪個人・団体でそれぞれ銀メダルにとどまった朱英大は同日の決勝でキム・ヒョンウクをセットスコア3-1で破り、自身にとってパラリンピック初の金メダルであると同時に、今大会で韓国代表選手団初の金メダルを手にした。

 仲間同士の対決だったが、勝負は激しかった。朱英大と所属チームが同じキム・ミン韓国代表コーチは公平な勝負を期するため競技場に入らなかった。3人のうち一番年上で「長兄」のような存在の南基遠はスタンドから見守った。2人は2セットでデュースになる接戦を繰り広げた末、世界ランキング1位の朱英大が5位のキム・ヒョンウクを下した。

 朱英大は体育教師を夢見て慶尚大学体育教育科に入学したが、1994年に交通事故で下半身に重傷を負った。その後4年間、家の外に出るのが難しいほどの挫折感にさいなまれたが、パソコン通信を通じてほかの障害者たちとつらさを分かち合い、心も体も回復した。コンピューター・ウェブ・デザイナーとして働いていた2008年に福祉館で卓球を始め、2014年に仁川障害者アジア大会で韓国代表になった。キム・ヒョンウクは2011年に転落事故で障害を負った後、知人の推薦で卓球のラケットを握った。2018年の世界選手権で金メダルを獲得し、その名をはせた。南基遠は1986年に交通事故に遭った後、10年以上寝たきりだったが、福祉館で卓球の魅力にはまった。

■国力ランキング世界1位は米国、韓国8位…日本は?

東京=ソン・ウォンヒョン記者 , 東京パラリンピック共同取材団
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