運転手なしで走行…現代自動車「アイオニック5」のロボタクシー公開

 車内空間は従来のアイオニック5とほぼ同じだが、乗客と意思疎通できる装置が追加された。例えば、運転席前方のダッシュボード上端には外部から見える小型ディスプレーが取り付けられ、ロボタクシーを呼び出した乗客が自分のIDを確認した上で乗車できる。運転席後方にはタブレット端末があり、乗客が移動経路を確認したり、途中での停車場所を追加したりできる。車内の天井にはスピーカー、マイク、通話ボタンがあり、管制センターに連絡可能だ。

 現代自はロボタクシーが運転中、道路の浸水など対処困難な突発事態に遭遇した場合、管制センターがルートを修正するなど遠隔支援サービスを行う予定だ。車内にもカメラを設置し、乗客がシートベルトを着用しているか、忘れ物がないかどうかなどを確認後、警告を発する。2023年からはカーシェアリング業者のLyft(リフト)と共同で米主要都市でのロボタクシーサービスにアイオニック5ロボタクシーを投入する計画だ。現代自関係者は「モーショナルは事故や誤作動なしで10万回以上の無人自動運転試験走行に成功した経験を持っている」と説明した。

■韓国が2019年「ロボット密度」2位…1位はシンガポール、日本は?

尹炯準(ユン・ヒョンジュン)記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • 【写真】現代自が8月31日に公開したアイオニック5のロボタクシー/現代自動車提供
  • 運転手なしで走行…現代自動車「アイオニック5」のロボタクシー公開
  • 運転手なしで走行…現代自動車「アイオニック5」のロボタクシー公開

right

あわせて読みたい