女子フィギュア劉永6位…キム・ヨナ以降で最高の成績

金芸林9位…トップ10以内に韓国選手2人は初

 フィギュアスケート女子韓国代表の劉永(ユ・ヨン、17)と金芸林(キム・イェリム、19)が北京冬季五輪で6位と9位になった。韓国の選手2人が五輪フィギュアスケート女子シングルで「トップ10入り」したのは初めてだ。「フィギュアの女王」キム・ヨナ(31)以降、韓国フィギュア女子シングルの最高成績は2018年平昌冬季五輪で崔多彬(チェ・ダビン、22)が記録した7位だった。

 17日、中国・北京市内の首都体育館で行われた北京冬季五輪フィギュアスケート女子シングルのフリーで、劉永は最終第4グループの一番手として登場した。映画『レ・ミゼラブル』のサウンド・トラック(OST)音楽に合わせて演技を始めた劉永は、最初のジャンプでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を試みた。転倒せず、着氷も成功したが、回転不足と判定されて減点された。15日のショートプログラム(SP)で試みたトリプルアクセルよりは点数が高かった。劉永は韓国フィギュア女子選手の中で初めて、そして唯一、トリプルアクセルを跳んだ。

 劉永は演技を終えるとすぐに涙をこぼした。SPで6位(70.34点)だった劉永はフリーで142.75点を出し、合計213.09点を記録した。劉永の自己最高点は2020年の国際スケート連盟(ISU)四大陸選手権で出した223.23点だ。

チェ・スヒョン記者

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  • ▲17日午後、中国・北京市内の首都体育館で行われた北京冬季五輪フィギュアスケート女子シングルのフリーで、映画『レ・ミゼラブル』のサウンド・トラック(OST)音楽に合わせて演技を無事終え、喜ぶ劉永。/聯合ニュース

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