これまで冬季パラでメダル1個だった中国、今大会は61個…韓国は8年ぶりにメダルなし

「新人選手たちに可能性見た」

 「2026年、遅くとも2028年には金メダルが出るだろう。新人選手発掘システムにより成果を出す」(大韓障害者体育会の鄭鎮ワン〈チョン・ジンワン〉会長)

 北京冬季パラリンピックに選手団79人(選手31人)を派遣した韓国はメダルなしで同大会を終えた。銅メダル2個の獲得を目指したが、達成できなかった。2014年ソチ大会で「メダルなし」に終わった韓国は、自国開催の2018年平昌大会で金1個、銅2個を獲得したが、またメダルなしに戻ってしまった。平昌冬季パラ金メダリストのシン・イヒョン(ノルディックスキー)が最高成績8位にとどまり、アイスホッケーでは3位決定戦でホームの中国に負けた。

 ユン・ギョンソン選手団長は「我々選手団はベストを尽くして善意の競争を繰り広げた。メダルが取れなくても意義のある大会だった」「自国開催以外の大会で最多の人員を派遣し、チェ・サラ(アルペンスキー)、イ・ジェヒョク(スノーボード)など若い選手たちが可能性を見せた」と語った。

 今回のパラリンピックがメダルなしに終わった原因としては、新型コロナウイルス流行をはじめ、韓国障害者スポーツの薄い選手層や高齢化が原因と指摘されている。今大会に参加した韓国人選手の平均年齢は37.8歳で、選手31人のうち13人が30代、9人が40代だった。これについて、鄭鎮ワン会長は「新人選手と将来有望な選手の育成事業を大々的に改編して競技力向上対策を打ち出す」「2023年から(新たな)選手発掘・トレーニング・システムを適用する計画だ」と述べた。

 一方、開催国の中国はメダル61個(金18個・銀20個・銅23個)で、獲得メダル総数でも金メダル数でも1位となった。これまで冬季パラリンピックのメダルがたった一つに過ぎなかった中国は、新型コロナでさらに広がった自国開催のメリットを享受し、メダルを多数獲得した。また、障害者人口の多い中国では大会を招致した直後、有望選手を発掘して成長させ、国際大会出場をできるだけ抑え、戦力を露出させなかったことも、今回のメダル量産の一因とされている。

北京=キム・サンユン記者、パラリンピック共同取材団

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