サッカーW杯:ソン・フンミン×ロナウド対決…韓国、ポルトガル・ウルグアイ・ガーナと同じH組に

 サッカー韓国代表チームの主将ソン・フンミン(29)=トッテナム=が2022国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)カタール大会グループリーグ(1次リーグ)で、クリスティアーノ・ロナウド(37)=マンチェスター・ユナイテッド=と対決することになった。

 パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表チーム(FIFAランキング29位)は2日午前、カタール・ドーハのコンベンションセンターで行われたW杯1次リーグ組み合わせ抽選会の結果、ポルトガル(8位)、ウルグアイ(13位)、ガーナ(60位)と同じH組になり、ベスト16(決勝トーナメント)進出を競うことになった。

 韓国がポルトガルとW杯1次リーグで対戦するのは2002年W杯韓日共催大会以来20年ぶりだ。この時は朴智星(パク・チソン)の決勝ゴールにより1-0で勝った。20年前はポルトガル代表選手として韓国と対戦したベント監督だが、今回は韓国代表チームを率いて祖国を相手に戦うことになった。韓国はまた、2010年南アフリカ大会時の決勝トーナメントで1-2と敗れたウルグアイを相手に雪辱を果たす機会を得た。ガーナとW杯で対戦するのは今回が初めてだ。韓国は11月24日にウルグアイとの第1戦に、28日にはガーナとの第2戦に臨む。12月2日にはポルトガルと対戦する予定だ。

 中東初のW杯であるカタール大会は、今年11月21日から12月18日までドーハをはじめとするカタールの5都市・8スタジアムで行われる。W杯本選には計32カ国が出場し、4カ国ずつ8組に分かれて1次リーグを行った後、各組の1・2位が決勝トーナメントに進出する。今回の抽選会は32カ国のうち29カ国が決定した中で行われた。29カ国は先月31日に発表されたFIFAランキング順に4つのポット(POT)に分かれて抽選を行った。

 韓国(29位)はセネガル(20位)、イラン(21位)、日本(23位)、モロッコ(24位)、セルビア(25位)、ポーランド(26位)、チュニジア(35位)などとともに第3ポットに入った。第1ポットには開催国カタール(51位)をはじめ、ブラジル(1位)、ベルギー(2位)、フランス(3位)、アルゼンチン(4位)、イングランド(5位)、スペイン(7位)、ポルトガル(8位)が入った。第2ポットにはメキシコ(9位)、オランダ(10位)、デンマーク(11位)、ドイツ(12位)、ウルグアイ(13位)、スイス(14位)、米国(15位)、クロアチア(16位)が入った。最後の第4ポットにはカメルーン(37位)、カナダ(38位)、エクアドル(46位)、サウジアラビア(49位)、ガーナ(60位)、そしてまだ本選進出が確定していない3カ国が含まれている。

 残りの3カ国は今年6月の大陸間プレーオフとヨーロッパのプレーオフで決まる。オセアニアの勝者ニュージーランド(101位)は北中米カリブ予選4位のコスタリカ(31位)と対戦する。アラブ首長国連邦(68位)とオーストラリア(42位)間のアジアプレーオフの勝者は南米5位のペルー(22位)と本選行きチケット1枚をめぐって競い合うことになる。残りの1枚はロシアのウクライナ侵攻で延期された欧州プレーオフA組の勝者に渡る。スコットランド(39位)対ウクライナ(27位)戦の勝者とウェールズ(18位)のいずれかがこのチケットを手にすることになる。

 同じポットや大陸に属する国は同じ組にならない。ただし、13カ国が出場するヨーロッパの国々は例外だ。A組はカタール、エクアドル、セネガル、オランダになった。B組はイングランド、イラン、米国、ヨーロッパのプレーオフの勝者が入った。戦力を見ると、ウェールズが有力だ。C組はアルゼンチン、サウジアラビア、メキシコ、ポーランドだ。D組はフランス、アジアと南米大陸プレーオフの勝者、デンマーク、チュニジア。E組はスペイン、コスタリカとニュージーランドの勝者、ドイツ、日本になった。ヨーロッパ最強チームのスペインとドイツが入ったE組は「死の組」と言われている。F組にはベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチアが入った。G組ではブラジル、セルビア、スイス、カメルーンが決勝トーナメント進出を競う。

ソン・ウォンヒョン記者

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