ESPN「韓国とポルトガルが決勝T進出」、ブックメーカー「韓国は無理」

韓国、ポルトガル・ウルグアイ・ガーナと共にサッカーW杯カタール大会H組に

 「死の組」は避けた。だが、ベスト16入りへの道は険しそうだ。サッカー界の世界的なスター、クリスティアーノ・ロナウド(37)=マンチェスター・ユナイテッド=がいるポルトガル、2010年サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会ベスト16で韓国を泣かせたルイス・スアレス(35)=アトレティコ・マドリード=がいるウルグアイなどと戦わなければならないためだ。

 韓国は2日、カタールのドーハで行われた2022国際サッカー連盟(FIFA)W杯カタール大会のグループリーグ(1次リーグ)組み合わせ抽選会の結果、ポルトガル、ウルグアイ、ガーナと同じH組になった。祖国と対決することになったパウロ・ベント韓国代表監督は「W杯本選で容易な組はない。多くの人々がポルトガルとウルグアイを強いチームだと考えているだろう」と語った。

 米国のスポーツ専門メディアESPNは「ポルトガルと韓国が組1・2位になってベスト16(決勝トーナメント)に進出するだろう」と予想しているが、海外のブックメーカーはほとんどが韓国はグループリーグを通過できないとみている。韓国は11月24日午後10時、ウルグアイとグループリーグ第1戦を行う。28日の同じ時間にガーナ戦、12月3日午前0時にポルトガル戦が予定されている。韓国はH組で唯一、3試合とも同じ場所(アル・ライヤーンにあるエデュケーション・シティ・スタジアム)で試合を行う。

 韓国はポルトガルとこれまで1回だけAマッチ(国家対抗戦)をしたことがある。2002年韓日共催W杯のD組第3戦だったが、朴智星(パク・チソン)の決勝ゴールにより1-0で勝ち、無敗(2勝1分け)で決勝トーナメント進出を決めた。一方、ルイス・フィーゴなどを前面に押し出して優勝を狙っていたポルトガルは韓国を上回れずグループリーグで脱落した。ベント監督も当時、ポルトガル代表MFとして先発出場し、試合終了までプレーした。

 ベント監督は指導者になった後、2010年から14年までポルトガル代表監督を務めた。2012年にはUEFA欧州選手権(ユーロ)でベスト4入りを果たした。現ポルトガル代表監督のフェルナンド・サントス監督は韓国について「尊敬するベント監督は韓国をうまく指導していて良い選手も多い」と言った。韓国の主将ソン・フンミンは小さいころからのあこがれだと言ってきたロナウドとW杯で初めて対戦する。ソン・フンミンは3大会連続、ロナウドは5大会連続でW杯本選に臨む。

 韓国はウルグアイとはW杯で2回対戦し、2回とも負けている。1990年イタリア大会グループリーグで0-1、2010年南アフリカ大会決勝トーナメントではスアレスに2ゴールを決められ、1-2で敗れた。Aマッチ通算対戦成績も1勝6敗1分けと劣勢だ。ただし、直近となる2018年10月にソウル・ワールドカップ・スタジアムで行われた親善試合ではベント監督の指揮の下、2-1で勝った。

 ウルグアイは2018年ロシア大会でベスト8入り(準々決勝進出)したチームだ。4年前の決勝トーナメントで2-1と勝ったポルトガルと、今回はグループリーグで対戦することになった。ウルグアイはガーナとも縁がある。ウルグアイは2010年南アフリカ大会準々決勝でPK戦の末、ガーナに勝ってベスト4入りした。1-1だった延長戦後半のアディショナルタイムにスアレスがガーナ選手のヘディングシュートを手ではらい、レッドカードで退場になった。ガーナはPKを得たが失敗し、結局ベスト4入り目前で脱落した。韓国はガーナとこれまでのAマッチで3勝3敗と互角だ。W杯では初めて対戦する。

 韓国は2010年南アフリカ大会に続き、歴代2回目の「アウエーでのベスト16入り」を狙う。グループリーグを2位通過すすると、G組(ブラジル、スイス、セルビア、カメルーン)の1位とベスト8入りを競い合うことになる。スペイン、ドイツ、日本と、北中米カリブ海第4代表対オセアニア代表の大陸間プレーオフ(コスタリカとニュージーランド)の勝者が属するE組が「死の組」と呼ばれている。

ソン・ウォンヒョン記者

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