釜山大、チョ・グク元法相の娘の入学取り消し…医師免許も取り消しか

 チョ・グク元法務部(省に相当)長官の娘、チョ・ミンさんの釜山大医学専門大学院への入学が取り消しとなった。同大学がチョさんに対する入学取り消し予備行政処分を下してから7か月かかったことになる。釜山大学による入学取り消し決定は、チョさんの医師免許取り消しにつながる可能性が高いとみられる。

 釜山大は5日午後、大学本部教務会議を開き、チョさんに対する案件を審議した上で、入学取り消しを決めた。釜山大はこの日、会議後に「大学が発表した入試要項は公的な約束」だとして「これを遵守するのが何よりも重要だ」とコメントを発表した。

 釜山大はこれに先立ち、入学の公正性を管理する委員会の内部調査を経て、昨年8月24日にチョさんに対する入学取り消し予備行政処分を下していた。大学側は当時「チョさんのケースが、2015年度の大学院新入生募集要項の『提出書類の記載内容が事実と異なる場合、不合格となる』という規定に該当すると判断した」と発表した。

 チョさんが提出した書類のうち、東洋大(韓国)とKIST(韓国科学技術研究院)でのインターンシップ、東洋大での保健研究員の経歴など、記載内容が事実と異なると判断されるという趣旨だった。釜山大は約3か月後の1月20日、予備行政処分に対する本人の釈明を聞くために非公開の聴聞を開始し、先月初めに手続きを終えた。

 これに先立ち韓国大法院(最高裁判所)は今年1月27日、チョさんの母、チョン・ギョンシム東洋大教授による娘の入試書類偽造などの疑惑に関連し、東洋大総長の表彰状などチョさんが入試に使用した経歴(いわゆる7大スペック)をすべて虚偽とする判決を下した。

 チョさんは2015年、釜山大の医学専門大学院に入学。昨年1月に医師国家試験を受験し、合格して医師免許を取得後に卒業した。しかし現行法上、国家試験に合格して医師免許が発給されたとしても、医科大学や医学専門大学院を卒業できなかったり、学位が取り消されたりすれば、医師免許も取り消すことができるという規定があり、チョさんの大学院入学取り消しは、医師免許の取り消しにつながる可能性がある。

 韓国保健福祉部は「釜山大の入学取り消し処分が出た後、医師免許取り消し処分の事前通知、当事者の意見聴取など法律で定められた行政手続きを経て、最終処分が決まるだろう」と説明した。しかし、チョさんが釜山大と保険福祉部を相手に執行停止申請を提起すれば、訴訟を経ることになるため、実際に免許が取り消されるまでにはかなりの時間を要するとみられる。

パク・チュヨン記者

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