ストライクゾーンめぐり韓日プロ野球で騒動

韓国プロ野球、打者たちが抗議し退場相次ぐ

 韓国では打者たちが顔を真っ赤にして抗議し、日本では投手が不服そうな顔をする。ストライクゾーンに納得がいかない人々のことだ。

 今シーズンの韓国プロ野球KBOリーグはストライクゾーンを例年より広くしているが、打者たちの反発が激しい。今月23日には一日に2人も審判の「ストライク」というコールに抗議して退場になった。まず激怒したのは金賢洙(キム・ヒョンス、34)=LGツインズ=だ。金賢洙はチームが1-3とリードされていた3回表無死一塁で、斗山ベアーズの先発投手アリエル・ミランダの初球、高めのフォークボールがストライクと判定されると、イ・ゲソン球審に不満をぶちまけた。同じ軌跡を描いた球が1回表にボールと判定されたという理由からだ。LGはこの日、2-4で負けた。ほぼ同じ時間、ホセ・ピレラ(32)=サムスン・ライオンズ=も2-2と拮抗(きっこう)していた5回裏、ロッテ・ジャイアンツの先発投手グレン・スパークマンの低め速球がストライクとコールされて三振になるや、キム・ソンチョル球審に激しく抗議して退場になった。サムスンもロッテに2-4で負けた。

 李容圭(イ・ヨンギュ、36)=キウム・ヒーローズ=は今月5日、ソウル高尺スカイドームで行われたLG戦で2打席連続三振を奪われて抗議し、ストライクゾーンが理由で退場になった今季最初の選手になった。ソン・アソプ(34)=NCダイノス=は退場を避けようとして何の関係もない相手チームの捕手に八つ当たりした。ソン・アソプは22日のKTウィズ戦で、9回表に外角高めの変化球が三振と判定されると、KTの捕手チャン・ソンウに「これがストライクだって?」と激怒した。打者たちの不満が募っていることから、韓国野球委員会(KBO)は25日、ストライクゾーン正常化集中点検会議を開いた。

 日本では「完全試合投手」佐々木朗希(20)=千葉ロッテマリーンズ=が判定騒動に巻き込まれた。佐々木は24日のオリックス・バファローズ戦の2回裏二死一塁という場面で、安達了一に対して外角の時速158キロメートルという速球を投げた。イニングを終わらせる三振を期待した佐々木は、ボールと判定されるや不服そうにマウンドを降り、ホームプレートを背にため息をつくなどした。この様子を見た主審が背を向けた佐々木に詰め寄り、不穏な空気が流れたが、ロッテの捕手・松川虎生(18)が必死になだめたおかげで主審は佐々木をにらみつけて戻っていった。日本の各メディアは主審のせいで佐々木が5四死球を出して動揺したと批判した。佐々木は同日、2失点して連続イニング無安打記録は終わったが、今シーズン3勝目をマークした。

ヤン・ジヘ記者

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