韓国のペンション経営者、悪質マナー客に泣き寝入り

 韓国ではソーシャルディスタンス解除を受け大学などでMT(メンバーシップ・トレーニング)が復活し、それに伴いペンションの予約も増えているが、客室利用後にごみを片付けずに帰った20代グループの実態をあるペンション経営者が告発した。

 自営業者が集まるあるインターネット掲示板に「狂ったお客野郎たち」という投稿がアップされた。12年前からペンションを経営しているという投稿者は「20代とみられる7人のグループが宿泊した客室の状態」として5枚の写真をアップした。写真を見るとバーベキュー場には残飯が放置され、テーブルには使い捨ての皿やスイカの皮、鉄板には食べ残しのきのこ、肉、貝殻などがそのまま残っていた。部屋の中も同じような状態だった。小さなテーブルには調理されたインスタントラーメンやキムチが放置されていた。

 投稿者によると、客たちが退室してから掃除に行くと、部屋はこの状態で客たちには連絡もつかないという。投稿者は「食器洗いおけも残飯でいっぱいで怒りが込み上げた」とした上で「ほとんどの客がちゃんと片付けてから帰るが、1週間に1回は必ず一つのグループが爆弾を投下して帰る」「きれいに片付けることを望んではいない。ただごみだけを外に出して皿洗いをすればよいのだが、食べた後そのままにして体だけ帰っていく」と訴えた。

 投稿者はこれまでペンションを経営して目の当たりにしたさまざまな客の実態も伝え「ベッドに嘔吐(おうと)し、キッチンの食器を全て出して使い、洗いもせずに帰る客もいた」「最も驚いたのはベッドで用を足し、排せつ物をそのままにして帰ったカップルだ。すぐに(布団を)巻いて100リットルの指定ごみ袋で捨てた」などのケースも紹介した。

 この投稿には「1-2カ月に1回はこんなことがある」「もうすぐ夏だが、こんなことが繰り返されないか心配」「高いホテルでは寝るだけできれいにして帰るのに、ペンションのような宿泊施設ではなぜこんな使い方をするのか理解できない」など他のペンション経営者のコメントもあった。

 ある経営者が「清掃保証金を受け取るのはどうか」と提案すると、投稿者は「保証金制度は煩わしい側面が多い」とした上で、制度を導入しない理由について「部屋が22もあり、(清掃したかどうかの)基準が曖昧だ。入れ墨をした若い男たちが『自分たちはこれが掃除だ』と言って、すぐ保証金を返すよう要求されたこともある。とても恐ろしかった」などと説明した。

 15年の経験を持つという別のペンション経営者は「予約してきた人全員に電話をかけ、運営方針を説明すればこんな事態は90%は防止できる」とアドバイスした。

チェ・ヘスン記者

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