李相稷議員が失職…選挙法違反で有罪確定

 公職選挙法違反の罪で起訴された無所属の李相稷(イ・サンジク)国会議員(元共に民主党)は12日、大法院で当選無効相当の判決が確定し失職した。

 大法院は選挙区の有権者に金品を提供したとして起訴された李氏に対し、懲役1年4月、執行猶予2年を言い渡した下級審の判決を確定させた。これは公職選挙法の当選無効規定(罰金100万ウォン以上)に該当する。

 李氏は中小ベンチャー企業振興公団理事長を務めていた2019年1-9月に3回にわたり、合計2646万ウォン(約265万円)相当の伝統酒を有権者377人に配ったほか、20年2月と3月に民主党の党内予備選の世論調査に際し、選挙権を持つ党員らに一般市民を装って回答するよう促したとして起訴された。また、20年1月にインターネット放送に出演し、16年の総選挙当時、党内予備選で脱落した経緯について、虚偽の発言を行った容疑、選挙広報物の「候補者情報公開資料前科記録疎明書」の欄に虚偽事実を記載した容疑も認定された。

リュ・ジェミン記者

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