親文在寅の検事長ら大挙左遷、法務研修院に異動

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後初めて、18日に発表された検察人事で、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領寄りの検事が大挙左遷された。検事長級以上の7人、次長検事4人が捜査部門以外に異動となった。いずれも検察の要職に抜てきされた後、文在寅政権関係者に対する捜査をもみ消したか、「尹錫悦追放」の先頭に立ったとされる人物だ。検察周辺からは「因果応報」との評価と共に、一部には「報復人事」との指摘もある。

 2020年にソウル中央地検長を務めた当時、「尹錫悦関連捜査」を主導した李盛潤(イ・ソンユン)ソウル高検長、その後任として捜査を指揮した李正洙(イ・ジョンス)ソウル中央地検長はいずれも法務研修院研究委員に異動した。李盛潤氏は辞表を提出しているが、金学義(キム・ハクウィ)元法務部次官に対する「違法出国禁止捜査中断圧力」事件で裁判を受けているため、辞表が受理されていない状況だ。李正洙氏は16日に辞表を提出し、まだ手続きが行われていないという。「尹錫悦懲戒」を主導した沈載哲(シム・ジェチョル)ソウル南部地検長、ソウル中央地検第1次長時代に「チャンネルA事件」を指揮した李定ヒョン(イ・ジョンヒョン)大検察庁公共捜査部長も法務研修院研究委員に異動した。

 「城南FC捜査もみ消し」疑惑で捜査を受けている朴恩貞(パク・ウンジョン)水原地検城南支庁長の夫である李種根(イ・ジョングン)ソウル西部地検長は大邱高検次長検事(法務研修院勤務)に異動。KBSによる「検察・メディア癒着誤報」の取材源として立件された申成植(シン・ソンシク)水原地検長は光州高検次長検事として発令を受けた。具滋賢(ク・ジャヒョン)法務部監察部長は大田地検次長検事に異動する。

 ソウル中央地検の朴チョルウ第2次長、陳載仙(チン・ジェソン)第3次長はいずれも大邱高検検事に、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官時代に法務部監察課長を務め、尹錫悦検察総長(当時)に対する懲戒の実務を担当した金泰勲(キム・テフン)第4次長は釜山高検検事となった。地検長を含む中央地検の指揮系統がこれほど丸ごと「左遷」されるのは前例がない。

 韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官を暴行したとして裁判を受けている丁珍雄(チョン・ジンウン)法務研修院研究委員(次長検事)は大田高検検事として発令があったが、そのまま研究委員としての勤務を命じられた。「朴範界(パク・ポムゲ)法務部」に勤務していた検事も異動対象になった。朴賢珠(パク・ヒョンジュ)法務部報道官は晋州支庁長、長官政策補佐官の梁善順(ヤン・ソンスン)、姜尚黙(カン・サンムク)両検事は大検察庁検事に異動した。法務部監察担当官の林恩貞(イム・ウンジョン)氏は閑職である大邱地検重要刑事犯罪調査団部長に異動し、高検による再捜査命令を処理する任務を担当する。

イ・ジョング記者

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  • ▲「尹錫悦関連捜査」を主導した李盛潤(イ・ソンユン)ソウル高検長

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