サッカー韓国代表チームがこの6月に4回目であり最後となる強化試合で、エジプトに対して4ゴールを決め、4-1と熱い勝利を飾った。
黄義助(ファン・ウィジョ)=ボルドー=は14日、ソウル・ワールドカップ・スタジアムで行われたエジプト戦の前半17分に、左から金珍洙(キム・ジンス)=全北現代=が上げたボールをヘディングし、1-0となる先制ゴールを出した。黄義助は4回の強化試合でブラジル戦とこの日にゴールを決めた。2本目のゴールはDF金英権(キム・ヨングォン)=蔚山現代=だった。ソン・フンミン=トッテナム=が右から蹴ったコーナーキックが曲がり、金英権がダイビングヘディングシュートでゴールの中に押し込んだ。
前半終了間際には1ゴールを許した。ゴール手前の混戦の中、モスタファ・モハメド=ガラタラサイ=が右足で蹴ったボールがゴールの右に吸い込まれた。
後半は韓国が2ゴールをさらに決めて勝利を確実にした。後半40分、オム・ウォンサン=蔚山現代=がセンターでDFを集めた後、相手ペナルティボックスの正面にいた趙圭誠(チョ・ギュソン)=金泉尚武=にボールを渡した。趙圭誠はその場でお手本のような巻くシュートでボールをゴールの右にたたき込んだ。
ベント監督は珍しいことに両手で拳を握って前後に振りながら喜んだ。さらに権昶勲(クォン・チャンフン)=金泉尚武=がアディショナルタイム1分に金珍洙のクロスを受けてヘディングでゴールを決めた。主将ソン・フンミンは試合後、すべての韓国代表選手たちに1人ずつ両腕でハグして勝利を満喫した。
韓国とエジプトは通算5勝5敗7分けと拮抗(きっこう)していたが、この日の勝利で6勝5敗7分けと勝ち越した。
イ・ヨンビン記者