ウクライナ副首相「ロシア軍が24万人の子どもを連行…完全なファシズム」

ウクライナ副首相が主張
ロシア軍、マリウポリの孤児2000人を拉致
フランスのテレビ局「スラブ系の人口を増やそうとするもの」

 ロシア軍がウクライナの占領地から自国領へ連行した子どもの数は24万人に達する、とウクライナのイリーナ・ベレシチューク副首相が暴露した。ベレシチューク副首相は26日(現地時間)、日経アジアのインタビューでこのように明かし「拉致された子どもたちを全員連れ戻す」と表明した。

 ベレシチューク副首相によると、今年2月末の開戦以降、これまでにロシアに強制移住させられたウクライナ人の数は120万人に達する。このうち24万人が子どもだ。今年3月にロシア軍は南部の激戦地マリウポリで「人道回廊による女性や子ども、高齢者の避難を許容する」と表明したが、この地域だけでも、両親を失ったウクライナの孤児およそ2000人がロシア軍に拉致された、と伝えられている。東部の親ロシア系地域のルハンスクおよびドネツクでも、およそ2380人の子どもがロシアに移送された-とワシントン・ポスト紙は伝えた。ベレシチューク副首相は「彼ら(ロシア)は世界が見ている前で反人権的犯罪に及んでいる」とし、このような野蛮な行いは完全なファシズムだと強調した。最近ウクライナは、ロシア西部の都市ベルゴロドやウクライナ東部のドネツクなどで27人の子どもを救出した。ウクライナは国際機関や、欧州各国の駐ロシア領事館、支援団体などの助けを得て、拉致された子どもたちを送還する作業も繰り広げている。

 ロシアがウクライナ人を自国へやたらと連れていくのはスラブ系の人口を増やすため、という分析も出ている。フランスのテレビ局「France 24」は「ロシアの人口は1991年の1億4820万人から、昨年は1億4610万人へと減少した」とし「2050年には1億3000万人台まで落ちるだろう」と報じた。

イ・ヒョンテク記者

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