コロナ巣ごもり2年…言葉の発達が遅れる子ども、韓国で増加

コロナ巣ごもり2年…言葉の発達が遅れる子ども、韓国で増加

 「子どもの言語治療を受けたいのですが、ここも予約がいっぱいですか?」

 京畿道水原市に住む会社員のホンさん(30)は最近、2歳3カ月になる息子のために病院を探している。今年初めから保育園に通わせているが、同年代の子どもたちよりも言葉がかなり遅く、「言語治療を受けなければならないのでは」と思ったからだ。例えば、今も「ソンセンニム(先生)」という単語を最後まで正しく発音できず、「ソン」と発音するのがやっとだという。保育園の先生に相談したところ、「満2歳の子どもだと100語くらいの単語を知っていなければならないが、この子は20語くらいしか知らない」と言われた。言語治療を一度受けてみようと病院を探しているが、早くて1カ月、最長で約1年の予約待ちだと言われ、焦りを感じている。

 最近、医療界や教育界とその周辺では、新型コロナウイルス流行で言葉の発達が遅れている子どもたちが増えているという懸念の声が上がっている。専門家らはこの2年間余りに新型コロナ感染予防のための、いわゆる「巣ごもり」の影響だと分析している。対面接触が減った反面、動画などを視聴する割合が大幅に増えたということだ。

 事実、健康保険審査評価院の統計によると、発話や読書などが困難な「発話と言語の特定発達障害」とみられる患者は、新型コロナ直前だった2019年末の1万2866人から2021年には1万4693人へと増えたという。このうち90%前後が10歳未満の幼児や子どもたちだ。

 幼稚園・小学校でもこのような変化を実感しているという声がある。京畿道高陽市内のある幼稚園に勤務しているソンさん(24)は「2019年より前は5歳くらいならお友達とケンカしても、後で『ごめんなさい』と言えたし、リンゴやバナナなどの果物の写真とハングルの単語をつなげるのは普通だった。こうした活動に問題があったのは、2019年なら1クラス15人中2-3人くらいだったが、今はそうした子どもたちが1クラスに10人前後いる」と語った。

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