李仁栄議員息子の虚偽事実流布、カロセロ研究所に二審も賠償命令

 共に民主党の李仁栄(イ・インヨン)議員の子女に関する虚偽事実を広めたとして提訴された民事訴訟で、ユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」が控訴審でも敗訴した。

 李議員側によると、ソウル西部地裁は18日までに、李議員の息子がカロセロ研究所の出演者である康容碩(カン・ヨンソク)弁護士らを相手取り、虚偽事実流布による損害の賠償を求めた裁判でカロセロ研究所に200万ウォン(約21万円)を賠償を命じる判決を言い渡した。一審と同じ判断だ。

 カロセロ研究所は、李議員が統一部長官候補者だった2020年、ユーチューブの番組で「李議員の子女が麻薬を使用し、勉強ができず、海外に逃避留学した」という趣旨の発言を流した。

 李議員側は昨年1月、虚偽事実で名誉が毀損されたとし、カロセロ研究所に損害賠償を求めて提訴した。李議員は「今回の判決は不法行為とそれによって発生した被害にふさわしい水準の法的責任ではないが、裁判所の判断を尊重する」と表明した。

キム・ジファン記者

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  • ▲写真=共に民主党の李仁栄(イ・インヨン)国会議員/NEWSIS

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