旧統一教会元幹部が会見 自民党と「政治的・宗教的関係ない」

旧統一教会元幹部が会見 自民党と「政治的・宗教的関係ない」

【ソウル聯合ニュース】世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元世界会長としてナンバー2の地位にあった郭錠煥(クァク・ジョンファン)氏が19日、一部で提起されている同教団と日本の自民党との癒着疑惑を否定した。
 郭氏はこの日、ソウル市内のホテルで開いた記者会見で安倍晋三元首相の銃撃事件に対する立場を明らかにし、「(統一教会と自民党は)何かをやり取りする利権や宗教的な信頼関係は全くない」と述べた。

 また、日本の信者らが寄付した献金が団体の活動に大きく寄与したとしながらも、具体的な内容はわからないと説明した。以下は記者会見での一問一答。

――統一教会と自民党の政治家らとの関係は。

「故文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁は(1957~60年に首相を務めた)岸信介氏と近しかった。安倍晋三元首相の父親(安倍晋太郎氏)とも親しかったと承知している。だが、はっきりさせておきたいのは宗教的や政治的な関係では全くないという点だ。文総裁は韓国と日本で「国際勝共連合」を作ったが、さまざまな指導者がその運動に感化され、世界平和や東南アジア地域の安定について共感したのだ。何かをやり取りする利権や宗教的な信仰関係は全くない」

――声明で、日本の教会を「献金を作り出す経済部隊」と言及した部分がある。日本で活動した目的は資金獲得にあると考えているのか。

「そうではない。日本(から集まった)献金が世界的な活動を大きく後押しし、寄与した部分も多い。しかし、文総裁は日本の若者たちが世界の舞台で活動するよう強調し、宣教師としても派遣した。文総裁は、今後人類は一つの家族になり、一つの社会としてまとまるので、日本人が世界に進出し、大きな夢を持って大きな指導者になれるよう教育せよと言われた。献金が大きく寄与したという点を前提にしたが、(統一教会が)日本に寄与している面もどれほど大きいかわからない」

――今回の事件をきっかけに、行き過ぎた献金問題が浮き彫りになっている。日本から集めた献金が韓国の本部にも渡るとされているが、知っていることはあるか。

「日本から集めた献金がいくらなのかは担当者ではないため、全く知らない。文総裁が12年に聖化(死去)した後、韓国にもたくさん送金されたと思われる。例えば、京畿道の清平で進められている建築物の工事にはばく大な金がかかるはずだが、どこから来るのか考えてみた。具体的なことはわからない」

――教団内部の献金哲学や管理手続きは。

「献金は、物質に自らの誠意と真心を込めて神様に捧げる神聖な儀式だ。(献金)する人は真心を込めて行い、本人には神様の恩恵が回ってくる。文総裁の教えの中で重要な部分は、そのような献金をどのように使うか、献金を受ける者がどのように管理するのかという部分だ。指導者であれ個人であれ、組織の長であれ、献金の使い方を誤れば『毒薬になる』と言われた。公的資金や献金を誤って使うことは禁じなければならないと繰り返し教えてくださった」

――(郭氏は)文鮮明総裁の三男である文亨進(ムン・ヒョンジン)氏の義父で、文総裁とは姻戚関係だと聞いている。 安倍氏の事件に対する内容より(教団の)継承に対する立場表明が多いという指摘が出ている。

「的外れな指摘をしないよう願う。他人の心情をむやみに踏みにじってはならない。いわゆる『王子の乱(文総裁の後継者の座を巡る息子同士の争い)』というのは、正しくない指導者グループが文亨進会長を追い出すために作り出した言葉だ。文総裁の歴史の中で、子どもに対して後継者であり、神様の摂理を引き受ける全権を相続する儀式を行ったのは1998年の行事が最初で最後だ。 98年に下した継承は、神様と文総裁と文亨進会長の間の約束であり、公的な宣言だ」

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