韓国産の超音速戦闘機KF21、初飛行に成功

 韓国産の超音速戦闘機KF21「ポラメ」の試作1号機が初飛行に成功した。

 19日に防衛事業庁が明らかにしたところによると、KF21は同日午後3時40分、慶尚南道泗川の韓国航空宇宙産業(KAI)本社近くに位置する韓国空軍第3訓練飛行団の滑走路から離陸し、33分間の飛行を終えて午後4時13分に成功裏に着陸した。

 この日の初飛行を担ったパイロットは、韓国型戦闘機統合試験チーム所属のアン・ジュンヒョン少領(少佐に相当)=韓国空軍第52試験評価戦隊試験飛行操縦士=だった。この日の初飛行で、KF21はミーティア(METEOR)空対空ミサイル4発(不活性弾)を搭載。なお、赤外線追跡・探知装置(IRST)など他の主要装備は搭載しなかったと伝えられている。

【図】超音速戦闘機KF21 主な特徴と諸元

 また、KF21は超音速戦闘機だが、初飛行とあって超音速まで加速はせず、軽飛行機のスピードに相当する時速およそ400キロ(200ノット)程度での飛行のみだったと伝えられている。

 KF21は、韓国型戦闘機(KFX)事業として2001年3月に金大中(キム・デジュン)大統領が「2015年までに韓国産の戦闘機を開発したい」と宣言したことで事実上スタートした。その後は事業妥当性分析、探索開発、作戦要求性能(ROC)および所要量確定などを経て、2015年12月に防衛事業庁はKAIとシステム開発本契約を締結し、翌年1月にシステム開発に着手した。KF21は昨年4月に試作1号機が出庫した後、6月に「初飛行準備検討会議(FFRR)」が行われ、今月6日に地上滑走の場面が初公開された。

 今回の飛行試験の成功で、韓国は世界で8番目の超音速戦闘機開発国になった。これまで超音速戦闘機を開発した国は米国、ロシア、中国、日本、フランス、スウェーデン、欧州コンソーシアム(英・独・伊・西)などだ。

 防衛事業庁によると、KF21は今後およそ2000回に達する飛行試験を行い、各種性能確認および空対空武装適合性などを確認する方針だ。システム開発は2026年に終了する予定になっている。

キム・ウヨン記者

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  • ▲初の韓国産超音速戦闘機KF21「ポラメ」試作1号機が19日午後3時40分ごろ、韓国空軍第3訓練飛行団(慶尚南道泗川)の滑走路を離陸するところ。/写真=防衛事業庁
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