韓国、日本に0-3惨敗…「豊田恥辱」=E-1選手権

韓国、枠内シュートは1本

 サッカー韓国代表がまた日本の前にひざまずいた。この1年4カ月間で2回対戦し、どちらも0-3の惨敗に終わった。

 韓国は27日、愛知県豊田市の豊田スタジアムで行われた2022年EAFF E-1サッカー選手権(東アジア E-1サッカー選手権)最終戦で、日本に後半だけで3ゴールを許して大敗した。同大会で3大会連続優勝していた韓国は2位(2勝1敗)となり、日本(2勝1分け)が2013年に続き9年ぶりに通算2度目の優勝を果たした。

 韓国は昨年3月の親善試合(横浜)で日本に0-3で破れ、「横浜惨事」と言われた。ソン・フンミン=トッテナム=や黄義助(ファン・ウィジョ)=ボルドー=など主な海外組の選手をけがや新型コロナなどで召集できなかったとは言え、日本の精鋭メンバーを相手に屈辱的な敗北を喫した。これを非難する韓国国内の世論が炎上すると、大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が翌日、「サッカーのファン、サッカー人である国民の皆様に対し、非常に恐縮している」という内容の謝罪文まで発表した。

 韓国は1年4カ月ぶりのリターンマッチに臨んだ。国際サッカー連盟(FIFA)が決めた公式Aマッチ(国家対抗戦)期間ではなかったため、ほぼ韓国国内のプロリーグでプレーしている選手でチームを組んだ。日本も全員、自国のJリーグ所属選手たちを出場させた。互いに対等な条件だった。

 韓国はこれまでの中国戦、香港戦とも3-0で勝利し、勝ち点6を確保した。日本は香港に6-0で勝った後、意外なことに第2戦では弱い中国に対し得点できず引き分け、1勝1分け(勝ち点4)となっていた。

 韓国としては、27日の試合は日本と引き分けても4連覇となる有利な状況だった。ところが、試合では無気力な姿を見せ、前半のシュート数は3本(日本は7本)にとどまった。ゴールの内側に向かう枠内シュートは1本もなかった。黄仁範(ファン・インボム)がギリシャのオリンピアコスと移籍交渉をするため中国戦に出場した後、現地に向かったため、MFで攻撃の糸口をつかむ選手がいなくなった。

 「ビルドアップ」の段階から順調ではなかった。パウロ・ベント韓国代表監督は主にセンターバックの権敬原(クォン・ギョンウォン)=ガンバ大阪=を守備型MFとして配置した。しかしボール占有率を高めつつ攻撃を展開していくベント監督のサッカーには合わなかった。パスの精度は下がり、かえって中盤で日本にプレッシャーをかけられてボールを奪われ、何度もピンチを迎えた。前半19分、日本の相馬勇紀(25)が韓国のミスを突いてボールを奪った後、左のペナルティ・エリアから放ったシュートが右ゴールポストにはじかれた。

 危なっかしかった韓国の守備は後半、急速に崩れ、4分で相馬のヘディングシュートで得点を許した。昨年の東京五輪に日本代表として出場した相馬は、藤田譲瑠チマがペナルティボックス右側から上げたクロスをゴールエリア左から頭でゴールに入れた。身長は166センチメートルと小さい方だが、韓国のDFキム・ムンファンを翻弄(ほんろう)して良いポジションを取った。

 日本はそれ以降、完全に主導権を握った。後半18分のコーナーキックでDF佐々木翔がヘディングでゴール、同27分にFW町野修斗がとどめのゴールを決めた。日本の森保一監督は「選手たちが自分たちの価値を上げるという目的を持って、Jリーグの価値、そして日本のサッカーの価値を上げようと、よくやってくれた」と評価した。

 韓国は後半32分、ソン・ミンギュがこの試合で唯一の枠内シュートを放っただけという無気力さだった。これまでの韓日戦の戦績は42勝16敗23分けとリードしてはいるものの、2011年8月以降の7試合では2勝4敗1分けと負け越している。ベント監督は「日本が勝つだけのことはある試合だった。韓国は2019年の大会と比較して準備ができていなかった」と語った。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者

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  • ▲27日午後、愛知・豊田スタジアムで、2022年EAFF E-1サッカー選手権(東アジア E-1サッカー選手権)優勝を果たしたサッカー男子日本代表チーム。写真=NEWSISクォン・チャンフェ記者

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