盧武鉉政権の南北会談会議録を廃棄、元青瓦台室長の有罪確定

 盧武鉉政権時代に南北首脳会談の会議録を廃棄したとして起訴された白鍾天(ペク・ジョンチョン)元青瓦台外交安保室長と趙明均(チョ・ミョンギュン)元青瓦台安保秘書官の有罪が10年越しで確定した。大法院2部は28日、大統領記録物管理法違反、公用電子記録損傷などの罪で起訴された白元室長、趙元秘書官の再上告審で、差し戻し審の判決を支持。いずれも懲役1年、執行猶予2年の有罪が確定した。

 南北首脳会談の会議録廃棄問題は、2012年の大統領選を控えた同年10月に浮上した。セヌリ党の鄭文憲(チョン・ムンホン)国会議員は当時、統一部の国政監査で「盧武鉉元大統領が南北首脳会談で西海の北方限界線(NLL)放棄発言をした」と主張した。国会は問題の発言が記載されたと推定される首脳会談の会議録を探したが見つからなかった。セヌリ党は翌13年、盧武鉉政権関係者が南北首脳会談の会議録を故意に廃棄・隠ぺいした疑いがあるとして検察に告発した。同年11月、検察は白元室長と趙元秘書官を会議録抄本を削除した罪で起訴した。

 一、二審は「会議録抄本は大統領記録物とは見なせない」とし、2人に無罪を言い渡した。しかし、大法院は20年12月、二審判決を破棄し、有罪の趣旨で審理をソウル高裁に差し戻した。当時大法院は「会議録抄本は盧元大統領の決裁を受けたと見なされるべきだ」とし「盧元大統領が07年10月21日に会議録の内容を確認し、文書管理カードに署名を行い、公文書(大統領記録物)となった」と指摘した。差し戻し審でソウル高裁が今年2月に有罪判決を下すと、2人は再び最高裁に上告し、今回判決が確定した。

ユ・ジョンホン記者

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  • ▲写真=白鍾天(ペク・ジョンチョン)元青瓦台外交安保室長と趙明均(チョ・ミョンギュン)元青瓦台安保秘書/NEWSIS

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