済州島に到着したタイ人観光客110人の入国認められず…一体何があったか

済州島に到着したタイ人観光客110人の入国認められず…一体何があったか

 済州島で入国再審査対象となったタイ人125人のうち110人が入国不許可となり本国に戻った。

 済州出入国・外国人庁と済州地域の旅行会社などが3日に明らかにした内容によると、前日2日の午前10時10分ごろ済州航空専用機7C2244便で済州に到着したタイ人184人のうち125人が入国再審査となった。出入国・外国人庁は約10時間かけて再審査を行い、125人のうち110人を入国不許可とした。

 このように一つの航空機から入国再審査対象者や入国不許可者が100人以上も出るのは非常に珍しいという。入国が認められなかったタイ人110人は2日夜10時15分ごろ、バンコクに向かう済州航空便で帰国した。

 2日に入国が認められた残りのタイ人らは済州で2泊3日の日程を今も過ごしているという。

 出入国・外国人庁が100人以上のタイ人を再審査対象とし、そのほとんどの入国を認めなかった理由について同庁は現時点で明らかにしていない。旅行業界のある関係者によると、再審査は審査対象者が本国で前科があるとか、予定された旅行期間が過ぎても帰国せず不法滞在する懸念がある場合に行われるという。

 済州航空は8月の1カ月間に済州-バンコク路線に毎日往復1便運航している。

 この便は済州国際空港を毎日夜10時15分ごろ出発し、翌日午前1時40分ごろバンコクに到着する。その後はバンコクを午前3時10分ごろ出発し、済州空港には午前10時35分に到着する。

 タイ人が観光や親戚訪問、会議への出席などを目的に韓国を訪れる場合、査証免除協定が適用されビザなしで最長90日間滞在できる。

オ・ジェヨン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • 済州島に到着したタイ人観光客110人の入国認められず…一体何があったか

right

あわせて読みたい