中国市場で現代自動車のシェア2.7%に低下…電子製品はサムスン・LG合計でも2.8%

中国政府の補助金攻勢で競争力失った韓国製品

中国市場で現代自動車のシェア2.7%に低下…電子製品はサムスン・LG合計でも2.8%

 北京生まれのパンさん(25・大学院生)は「幼いころは両親が買ってくれたLGのテレビとサムスンのスマートフォンを使ったが、今は中国TCL製のテレビと華為(ファーウェイ)のスマートフォンを使っている。私たちの世代にとって、韓国の電子製品はもう思い出の製品だ」と話した。

 中国の内需振興策によって、韓国製品が中国市場から急速に締め出されている。中国人の間で一時は「高級家電」の代名詞だったサムスン・LGも例外ではない。中国政府が大規模な補助金政策で自国製品を支援し、韓国製品は居場所を失っているのだ。サムスン電子は昨年末、中国事業革新チームを新設し、「中国事業再飛躍」を目標に掲げているが、韓国の産業界からは「韓国企業が中国市場で稼ぎまくった時代はもう来ない」との見方が有力だ。


■補助金を武器に韓国製品を締め出した中国

 一時は中国市場で1、2位を争っていた韓国製品だが、8年間でシェアが1桁台に急落した。サムスン電子のスマートフォンは13年に中国市場で首位(シェア19.7%)に立ったが、昨年はシェア0.6%で10位だった。同じ期間にサムスンのテレビは6位(7.1%)から9位(4.1%)に、LG電子のOLED(有機発光ダイオード)テレビは1位(94.2%)から4位(6.1%)にそれぞれ後退した。3位を守っていた現代・起亜自動車は10位圏外に去った。

 中国で韓国製品が低迷しているのは、中国が2010年前後から内需強化のため、自国企業に有利な補助金政策を推進したからだ。中国は2009年に家電下郷(農村への家電製品普及促進)政策、2010年に以旧換新(新製品に買い替え時の補助金支給)政策を展開し、テレビ・冷蔵庫のような家電の買い替え時に10~13%の補助金を支給した。補助金支給対象は中低価格製品に限定した。その結果、中国ブランドである美的(ミデア)、格力電器、海爾(ハイアール)による3強体制が形成された。中国政府は今年も農村地域の家電、家具、自動車購入に補助金を支給している。

 現代・起亜自動車も中国の補助金攻勢の前に競争力を失った。ハナ証券のアナリスト、ソン・ソンジェ氏は「中国政府が国産バッテリーを搭載した電気自動車に補助金を集中し、現代・起亜自動車には現地での設備投資を過度に増やすよう圧力を加え、中国自動車市場の構図が急速に変化した」と指摘した。

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