金学義元次官の性接待・収賄疑惑、9年ぶりに無罪確定

 性接待や収賄の容疑で3度にわたり捜査を受けて起訴された金学義(キム・ハクイ)元法務部(省に相当)次官が、9年ぶりに無罪の確定判決を受けた。大法院2部(主審:チョン・デヨプ大法官)は11日、金・元次官の再上告審で、先に無罪を言い渡していた破棄差し戻し審の判決を確定させた。

 金・元次官は、建設業者のユン氏から性接待を受けたという疑惑により2013年から14年にかけて検察から2度捜査されたが、いずれも「嫌疑なし」という結果が出た。しかし2019年、当時の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「検警は組織の命運を懸けて捜査せよ」とし、再び捜査を受けることになった。「バーニングサン」事件に青瓦台派遣警察幹部が関与していた疑惑から世間の目を逸らそうと、文在寅政権が金・元次官の事件を5年ぶりに再び持ち出したのではないか、という指摘があった。

 金・元次官は性接待を含め2億ウォン(現在のレートで約2040万円)のわいろを受け取った罪で起訴された。1審は全て無罪、2審は4300万ウォン(約438万円)の賄賂のみ有罪として懲役2年6カ月を言い渡した。大法院は「(4300万ウォンの賄賂を渡したという)チェ氏が、検察の懐柔や圧迫を受けて(金・元次官に不利な方向に)証言を変えた可能性がある」として事件をソウル高裁に差し戻した。ソウル高裁は、今度は4300万ウォンの賄賂も無罪と判決し、これを受けて検察が大法院に上告した。大法院は「ソウル高裁の判決は正しい」として金・元次官の無罪を確定させた。

ユ・ジョンホン記者

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  • ▲写真=金学義(キム・ハクイ)元法務部(省に相当)次官

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