朴元淳元ソウル市長性暴力被害者の個人情報を公開した元教授に執行猶予付き有罪判決

朴元淳元ソウル市長性暴力被害者の個人情報を公開した元教授に執行猶予付き有罪判決

 朴元淳(パク・ウォンスン)元ソウル市長による性暴力事件被害者の個人情報を公開したとして起訴されたキム・ミヌン元慶熙大学未来文明院教授が一審で有罪判決を言い渡された。

 ソウル東部地裁が12日に明らかにしたところによると、同地裁刑事第5部単独のチャン・ミンギョン裁判長は同日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法(秘密順守など)で起訴されたキム・ミヌン元教授に懲役6月(執行猶予1年)を言い渡し、40時間の性暴力治療講義の受講も命じた。

 チャン・ミンギョン裁判長は「(キム・ミヌン元教授の)社会的地位を考慮すると、投稿の影響力と波及力は大きいと予想される」「それにもかかわらず、被害者の人的事項を含む文章を掲載した点などは被害者の実名を公開する意図があったとみられる」と判決理由を説明した。

 また、「二次被害を訴えている被害者がキム・ミヌン元教授に対する厳罰を嘆願している点などをみても、元教授の罪責は重い」としている。

 ただし、同裁判長は「キム・ミヌン元教授が犯行を認めた点、投稿を掲示した後、削除するまでの期間が比較的短い点などを情状酌量した」とも述べた。

 キム・ミヌン元教授は判決後、報道陣と会い、「被害者に深く謝罪申し上げる。速やかにご自身の社会生活をできるだけ取り戻し、日常生活を以前の通り過ごせるよう心から願う」という立場を明らかにし、控訴する意思がないことも強調した。

 しかし、元教授本人が間違って該当の文章を投稿したことに対して法的責任を負うべきかどうかについては疑問だと述べた。

 キム・ミヌン元教授は「(投稿の)掲示時間が短く、被害を回復するための努力で最善を尽くした」「偶発的な事件でも起こる被害があるため、倫理的処罰を負わなければならないが、法的処罰をしなければならないのかは疑問だ」としている。

 キム・ミヌン元教授は2020年12月に性暴力事件の被害者である元秘書Aさんが朴元淳・元市長にあてて書いた手紙をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に実名が出ている状態で公開したとして起訴された。

 元教授は2020年12月25日、フェイスブック上に、Aさんが朴元淳・元市長にあてて書いた手紙の写真を掲載したが、これを被害者側がソウル警察庁に告訴して捜査につながった。

 警察は昨年6月、キム・ミヌン元教授を検察に書類送検し、検察はその約10カ月後、元教授を起訴した。検察は今年6月、キム・ミヌン元教授に懲役1年を求刑していた。

シン・ジェヒョン記者


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