柳宗悦にスポット当てたシンポジウム 東京の韓国文化院で9月開催

【ソウル聯合ニュース】駐日韓国文化院は15日、朝鮮の芸術と文化を愛した日本人民芸運動家、柳宗悦(1889~1961)を通して朝鮮の美術を紹介するシンポジウム「柳宗悦の心と眼」を9月17日に東京の韓国文化院ハンマダンホールで開催すると伝えた。

 柳が設立した日本民藝館と東京藝術大美術学部工芸史研究室は2019年から韓国・国外所在文化財財団の支援を受け、日本民藝館が所蔵する柳の朝鮮関連資料に関する調査研究を進めてきた。

 シンポジウムでは、調査研究によって発見、整理された柳の肉筆原稿、写真、朝鮮陶磁器、工芸品などについて発表する。東京藝術大美術学部の片山まび教授と韓国・国立大邱博物館の咸舜燮(ハム・スンソプ)館長が座談会を行うほか、日本民藝館が制作したドキュメンタリー映像も上映する。

 朝鮮の民俗工芸を愛した柳は、日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」の正当性を訴え、朝鮮総督府の弾圧を批判するなど、朝鮮の人々に寄り添った。

 同文化院は1階のギャラリーで9月14日から10月1日まで、柳の肉筆原稿、写真、資料とこれに関連する工芸品など約40点を展示する。

 文化院の関係者はシンポジウムと展示について、朝鮮の工芸に関する柳の著作「朝鮮とその藝術」刊行100周年に合わせ、柳の業績をたたえ、韓日間の文化交流拡大を模索するための催しだと伝えている。

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