韓国空軍性的暴力事件で証拠ねつ造、弁護士を勾留

韓国空軍性的暴力事件で証拠ねつ造、弁護士を勾留

 韓国空軍で性的暴力被害者のイ・イェラム中士(軍曹に相当)が自ら命を絶った事件に関連し、空軍法務室長による捜査もみ消し疑惑の証拠だった録音ファイルをねつ造した疑いが持たれているA弁護士について、裁判所は15日、証拠隠滅と逃亡の恐れがあるとして、勾留状を交付した。

 A弁護士は全益秀(チョン・イクス)空軍法務室長(52・中将)が性的暴力加害者を在宅のまま取り調べるよう指示した内容が含まれるとして、昨年11月に軍人権センターが暴露したいわゆる「全益秀録音記録」の原本ファイルをねつ造した疑いが持たれている。

 軍人権センターは情報提供があった録音記録を根拠として、全室長が捜査初期に在宅状態での加害者の捜査を直接指揮し、空軍本部法務室が国防部検察団による捜索に備えたとする疑惑を指摘した。全室長は当時、録音記録の内容は全て虚偽だと反論した。情報提供者と推定される人物が空軍勤務時に受けた懲戒処分などに不満を抱き、悪意を持って虚偽の情報提供を行ったという主張だった。

 事件を捜査している安美英(アン・ミヨン)特別検事(56)率いる捜査班は、録音ファイルの一部に人の声ではなく機械音が含まれていることを確認したという。文字音声変換(TTS)装置で機械に人間の声を発声させ、それを録音した疑いがあるという。特別検事班はねつ造された録音ファイルを通報し、軍人権センターに虚偽の内容をマスコミに流させた業務妨害容疑もA弁護士に適用した。 

 特別検事班は「今後厳正に調査し、犯行経緯と共犯の有無などを明確にした上で処理する」とし、「この事件とは別に隠ぺい、もみ消し、懐柔など職務怠慢、職権乱用など特別検事の捜査対象となる不法行為に対する捜査も厳正に進める」と説明した。

イ・ウンヨン記者

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