【独自】民労総組合員70人がハイト眞露本社ビルに乱入、シンナーを手に籠城

 全国民主労働組合総連盟(民労総)貨物連帯所属の組合員らが16日午前、ソウル市江南区内の大手酒造会社「ハイト眞露」本社ビルに入って違法な籠城(ろうじょう)を始めた。籠城は午後2時まで続いている。

 ハイト眞露と警察が明らかにしたところによると、組合員約70人は同日午前6時10分ごろ、奇襲するような形で本社ビルに侵入し、1階ロビーや屋上などを占拠したとのことだ。現場ロビーに設置されている防犯カメラを見ると、ビル玄関の外から組合員たちが行ったり来たりするなどの動きを見せていたため、警備員が確認のためしばらく外に出た。すると、そのすきに乗じて組合員1人がロビーに侵入した。

【動画】ハイト眞露本社ビルに乱入する民労総組合員たち

 警備員のうち1人がこれに気付いて制止しようとすると、別の組合員が駆け寄り、警備員の首元をつかんで隅に引っ張っていった。この警備員は「突然侵入してきた組合員に捕まって動けなくなった。その後、組合員たちがビル内に乱入してきた」と語った。

 本社を占拠していた組合員たちは午前9時ごろまでロビーを封鎖したため、本社社員は出勤できず、ビルの外で待機していなければならなくなった。しかしその後、警察と協議して社員たちは出勤できるようになった。

 一方、屋上に行った組合員たち約10人は危険物質であるシンナーを所持していたという。彼らは「昨年の(江原道)洪川での集会で警察が鎮圧のため押し寄せてきたのを見て脅威を感じた」「今日も警察が入ってきたらシンナーを使って極端な選択をすることもあり得た」と主張している。

 警察は現在、現場に機動隊4部隊・約240人を配置させている。さらに、消防も出動してビルの前にエアマットを設置した。

 ハイト眞露関係者は「創業以来、焼酎やビールなどが工場から出荷できなかったことも初めてだったが、本社が占拠されたのも初めてで、当惑している」「法的対応する取る考えだ」と語った。

オ・ジュビ記者、キム・ジウォン記者

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  • ▲16日午前、ソウル市江南区内のハイト眞露本社で、全国民主労働組合総連盟(民労総)公共運輸労組貨物連帯所属の組合員らが屋上を占拠して垂れ幕を出した。写真=チャン・リョンソン記者

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