海外滞在中の韓国下着メーカー現・元会長、100億ウォン横領容疑で逮捕状

 韓国の下着メーカー、サンバンウルグループを舞台とする横領・背任疑惑を捜査している水原地検刑事6部が16日までに、海外に滞在しているキム・ソンテ元会長、ヤン・ソンギル現会長に対する逮捕状の交付を受け、身柄の確保に乗り出したことが分かった。

 本紙の取材を総合すると、検察は今年初め、金融情報分析院(FIU)からサンバンウルの「不審な資金の流れ」に関する資料の提供を受け捜査に着手した。検察は最近5年間、サンバンウルの系列企業間での資金交換があまりに多く、一部資金が不透明な形で流出したことをつかみ、6月から3回にわたり、サンバンウル本社などを捜索した。 検察は100億ウォン前後の資金をサンバンウル経営陣が横領した可能性に注目しているという。ところがキム元会長は検察が最初の捜索を行う直前の6月初めごろに出国した。ヤン会長はそれより数カ月前に出国したまま、まだ海外に滞在しているという。

 水原地検は李在明(イ・ジェミョン)民主党議員を巡る「弁護士費肩代わり疑惑」も公共捜査部で捜査している。弁護士費肩代わりはイ議員が2018年、選挙法違反事件で起訴された当時、弁護人だったイ・テヒョン弁護士らがサンバンウルから受任料の肩代わりを受けた疑惑だ。検察はサンバンウルの不審な資金の流れと弁護士費肩代わり疑惑の関連性を調べているという。

 検察は海外滞在中のサンバンウル現・元会長が出頭に応じなければ、国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配を求める方針だ。国際手配されれば、全世界の空港と港湾に個人情報と犯罪容疑が登録されるため、航空機や船舶で移動すれば所在が把握できる。検察は外交部に2人の旅券の無効化も求める予定とされる。

表泰俊(ピョ・テジュン)記者

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