ビル・ゲイツ氏 韓国に感染症対応でさらなる貢献とリーダーシップ求める

【ソウル聯合ニュース】米マイクロソフト創業者で慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」共同議長を務めるビル・ゲイツ氏は17日、韓国に対し、国際社会の感染症対応への資金供与拡大とリーダーシップの発揮を促した。15日からの韓国訪問中に聯合ニュースの単独インタビューに応じた。

 ゲイツ氏は「豊かな国が寄付金の比重を増やし、他の国以上に寛大さを発揮すべきだ」と述べた。韓国が資金援助やワクチン開発を通じて国際保健分野に寄与していると評価したうえで、さらに大きな役割を果たすよう求めた。

 韓国滞在中にはゲイツ氏を招いた金振杓(キム・ジンピョ)国会議長、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と個別に会った。ゲイツ氏は韓国のリーダーとさまざまな話を交わす中で韓国の海外援助に感謝の意を伝える一方、韓国の団体・機関に対するビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の支援額が3億1000万ドル(約416億円)に上り、韓国の国際社会への供与額を大きく上回っている点を伝えたという。

 ゲイツ氏によると、韓国の供与額は国民総所得の0.16%に当たり、ノルウェーとスウェーデンの各1%、ドイツの0.7%を下回る。同氏は「韓国が表明した通り寄付金を0.3%に増やせば、韓国は世界トップ10の経済大国だけでなく、トップ10の供与国になり得る」と強調。韓国のリーダーにも「韓国はそれだけの力があるため(ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から)支援を受けたし、これを踏まえて(国際社会に)度量の大きさを示してほしい」とのメッセージを伝えたと説明した。

 ゲイツ氏はまた、財団が関わる世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)と感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)が財源を調達するための会議を来月開催することに言及。180億ドルの目標額のうち、韓国に1億~1億5000万ドルの拠出を希望した。

 同氏は国際社会として新型コロナウイルスのような感染症に一層緊密に対応できる組織を設立する必要があると述べ、国際社会の関心を促した。

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